10日間で面接する側と面接される側、両方の立場を経験した|国家公務員キャリアガイド
私は2007年の近畿地区の国家公務員一般職試験(当時のⅡ種試験)に合格し、同年10月から出先機関で働くことになりました。
2016年3月に自己都合退職するまでの8年半の公務員生活を記事にまとめました。
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期間業務職員の募集・書類選考
12月いっぱいで人事課で勤務する期間業務職員が退職することになりました。
1月から勤務する期間業務職員の欠員補充する面接をする必要がありました。
私は新卒の採用担当からは外れていましたが、期間業務職員は配属される部署で書類選考・面接することとなっていたので、担当することになりました。
11月にハローワークを通じて求人募集をかけました。
約50通の履歴書・職務経歴書の中から書類選考をおこない5名に絞りました。
面接1週間前に書類選考に残った5名には日時を電話連絡しました。
書類選考でご縁のなかった方には、書類を郵送返却しました。
面接3日前の出来事
面接日は12月4日金曜日でスケジュールを組んでいました。
面接で聞くことを準備して、面接日を楽しみに待っていました。
12月1日火曜日の夕方、鹿児島から「祖父が亡くなった」と電話がありました。
通夜は2日、告別式は3日になった。と言われました。
あまりにも突然でした。
夏に帰省したときにはとても元気で「春には鹿児島に引っ越してくるから」と話したときは、嬉しそうな顔をしていました。
自宅に帰ってからの連絡だったので、人事課長に電話して2日間お休みをいただくことになりました。
4日金曜日も休んで日曜日まで鹿児島に滞在することも考えましたが、面接のこともあったので、4日金曜日は出社することにしました。
2日の朝、飛行機で鹿児島に帰省し、3日の夜、飛行機で神戸に戻ってきました。
期間業務職員の面接
人事課の期間業務職員は、パソコンスキル、エクセルを使えることを求人の条件にしていました。
与えられたデータを入力するだけでなく、自分で関数を組んで、データベースを作成したり、修正したり、するレベルを求めていました。
面接では履歴書・職務経歴書に書かれているエクセルを使った仕事について掘り下げて聞くようにしました。
エクセルを使った仕事の内容が求めているレベルに達していて、その他の受け答えをしっかりした方に内定を出すことになりました。
年明け1月から期待通りエクセルスキルを発揮して一緒に働くことができたので、有意義な採用に携わることができてよかったです。
私の転職面接
期間業務職員の面接をして10日後、再び鹿児島へ帰省しました。
面接官の立場から一転、転職希望者として採用面接をうけることになったのです
採用担当者として、新卒・社会人経験者さまざまな方と接してきましたし、履歴書・職務経歴書を拝見し、評価してきました。
経験を積んだので新卒のときのような恐怖感は全くありませんでしたが、自分が求職者の立場で面接に臨むと緊張しました。
練りに練った職務経歴書の効果もあってか、無事内定をいただきました。
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