国家公務員を自己都合退職から6年、人事異動情報を見て感じたこと

私は2007年に国家公務員一般職試験に合格し、2007年10月より地方出先機関で働き始めました。

8年6か月後の2016年3月31日、自己都合で国家公務員を退職しました。

 

そして、2022年4月で国家公務員を退職して丸6年が経ちました。

 

ホームページで人事異動情報をチェック

私の在籍していた地方出先機関では人事異動情報をホームページに掲載しています。

退職したとはいえ、前職場の人事異動情報はとても気になります。

そこで毎年4月1日は、必ずホームページにアクセスし、人事異動情報を確認するのを楽しみにしています。

 

掲載は管理職クラスの人事異動情報のみ

ホームページに掲載される人事異動情報は管理職クラスの人事異動情報のみです。

そのため、私の同期や私が採用に関与した職員といった係長~係員クラスに関する人事異動情報は確認できないことが少し残念です。

 

しかし、管理職クラスの面々の中にプライベートで一緒に競馬に遊びに行ったりととても身近な存在だった先輩が名を連ねるようになっており、6年という月日の長さを実感します。

 

さらには係長や課長補佐といった直属の上司として、社会人経験のない私を育てて下さった先輩の発令事項欄に「定年退職」の文字を見るようになりました。

 

私が自己都合退職するまでの間に定年退職された方は、私が働き始めた時点で既に部長級でした。

そのため、係員の私はほとんど接点もなく雲の上の存在といった感じだったので、定年退職すると言ってもどこか他人事でした。

 

しかし、机を並べて仕事をしていた先輩が「定年退職」していくのは、なんだか寂しい気がします。

自己都合で退職した私を見送る時、それ以上に寂しい思いをさせてしまったのではないか、と少し申し訳ない気持ちになってしまいました。

 

定年退職すると言っても、おそらく再任用になると思いますが(再任用に関する人事異動情報は掲載されていません)長年にわたり大変お疲れさまでした。



移住した年に小学校入学した娘が卒業

今年の春は一つの節目でもありました。

私が国家公務員を退職し鹿児島に移住してきたタイミングで、小学校に入学した娘が卒業したのです。

 

当時は新しい職場に入社したてで「入学式に行きたいから休ませてください」と言うこともできず、入社直後何もかもが上手くいかないことも相まって、ひどく落ち込んでしまいました。

結局その職場には長くいることはできませんでしたが、その後入社した税理士事務所にお世話なって、この夏で6年が経とうとしています。

大繁忙時期の確定申告期限は終わりましたが、その余波が残る3月の月末でしたが、スケジュール調整をして卒業式に行き見送ることができました。

 

あれから6年。

私も、家族も、前の職場も、大きく変わっていったんだな、と改めて実感させられた2022年の春でした。

6年後も「今が一番充実している」と思えるように毎日を大切に過ごしていきたいです。

 

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