税理士事務所入社1年目の確定申告時期の労働時間、申告書どのくらい作成した?

税理士事務所の繁忙期といえば、2~3月の確定申告時期をイメージすると思います。

税理士事務所、入社1年目。確定申告時期について振り返ってみたいと思います。

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事務所のスタイル

私の働く税理士事務所は、月次顧問契約を結んでいる個人事業主・不動産関係の個人以外の確定申告は引き受けていません。

そのため、一年分の書類が入った段ボールを次から次に預かって伝票入力をすることもありませんし、申告期限ギリギリに青色申告をしてほしいという電話の問い合わせも全てお断りしています。

 

次のようなケースの確定申告を引き受けています。

  • 月次顧問契約を結んでいる個人事業主
  • 月次顧問契約を結んでいる法人の関係者
  • 不動産収入のあるサラリーマン、年金受給者
  • 不動産売却して譲渡収入があった方

このうち私が入社1年目に確定申告書を作成したのは「月次顧問契約を結んでいる個人事業主」「月次顧問契約を結んでいる法人の関係者」でした。

不動産取引に関する申告書は作成しませんでしたが、補助的な書類(新規のお客様の減価償却済額の計算書、医療費の集計表)は税理士先生の指示をうけて作成しました。

 

月次顧問契約を結んでいる個人事業主の確定申告

月次顧問契約を結んでいる個人事業主には担当が割り振られています。

その担当者が確定申告書を作成します。

 

当時の私の担当は2件ありました。

1件は先輩から担当を引き継いだ事業主で、もう1件は立ち上げをさせてもらった事業主でした。

また、確定申告後に担当を引き継ぐ事業主も1件あり、申告の打ち合わせに同行させてもらったり、申告書作成システムの操作方法を教えてもらいました。

 

初めての青色申告決算書・確定申告書を作成

私が初めて確定申告書を作成したのは担当先ではありませんでした。

先生の古くからの知り合いで一年分まとめて会計処理をする個人事業主も一人だけいて、その方の確定申告書を作成しました。

 

まずは一年分の会計処理をする必要がありますが、一か月30仕訳程度で取引数も多くなく、定型的な取引がほとんどであるため、5時間で片付きました。

会計処理が終わったら、前年の申告を参考に青色申告決算書・確定申告書を作成しました。

 

先輩と先生にチェックしてもらい、お客様への説明・押印が終わったら電子申告しました。実労働10時間程度でお客様に申告書を納品しました。

 

担当の個人事業主の確定申告

次に先輩から担当を引き継いだ事業主の確定申告書を作成しました。

 

当初は確定申告が終わってから引き継ぐ予定でしたが、私が問題なく申告書を作成したので、急遽、申告書の作成から私が担当することになりました。

 

顧問契約を結んでいるお客様は、月々の会計処理は確認しているため、棚卸処理などの決算整理を行えばよいです。

前年の申告書等を参考に、消費税の申告書・青色申告決算書・勘定科目内訳明細書・確定申告書を作成しました。

消費税の申告書・勘定科目内訳明細書は、法人申告で経験しているので戸惑うことなくできました。

 

最後に、立ち上げをさせてもらった事業主の確定申告書を作成しました。

決算整理が必要な取引を事業主も私も把握できていないため申告に必要な書類がなかなか揃わず、参考にする前年の申告がないため、最も苦労しました。

なんとか申告期限内に電子申告まで完了できました。

 

月次顧問契約を結んでいる法人の関係者の確定申告

月次顧問契約を結んでいる法人の関係者(ほとんど社長)の確定申告は、難しくありません。

給与と年金の両方をもらっていたり、二か所から給与をもらっていたり、医療費やふるさと納税の申告をしたり、個人としての事業収入があるわけではないので早ければ30分もあれば確定申告書が完成します。

6件の申告書を作成しましたが、片手間で作成できたので負担も感じませんでした。

 

確定申告時期の労働時間・休暇

税理士事務所の確定申告時期は、毎日夜遅くまで残業して、休みなく働いているイメージがあり覚悟していました。

 

私も毎日残業しましたが遅くとも夜9時には帰っていましたし、土日に出勤することはありませんでした。

確定申告時期、年に一度の段ボール会計を基本的に引き受けていないこと、飛び込みの事業主に対応していなかったことが、イメージしていたような過酷な労働条件とならなかった理由です。

 

税理士事務所によって全くスタイルが異なると思いますので、自分が望むような働き方ができるかどうか確認しておく必要があります。

事務所で働いていた事務員さんが結婚を機に引っ越し・退職して、他の税理士事務所で働くことになりましたが、過酷な労働条件と殺伐とした職場環境に嫌気がさして辞めてしまったようです。

 

私の場合、仕事はなんとかなりましたが、前年にマンションを売却していたので確定申告が必要となったり、家を建てたので自分で登記の手続きをやってみたり、心に余裕がなく追い込まれていました。

 

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