人事課長の異動、人事課の雰囲気も大きく変化|国家公務員 キャリアガイド
私は2007年の近畿地区の国家公務員一般職試験(当時のⅡ種試験)に合格し、同年10月から出先機関で働くことになりました。
2016年3月に自己都合退職するまでの8年半の公務員生活を記事にまとめました。
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4月1日の人事異動案
2月のはじめ、人事課長から4月1日の人事異動案「トロッコ」を渡されました。
人事課員はいち早く自分の人事異動を知ることができますが、残留希望だった私は恐る恐るトロッコを確認しました。
トロッコには私の名前はなく、人事課4年目突入が確定し安堵しました。
一方で人事課長、課長補佐の名前があり、人事異動の対象となっていることが分かりました。
人事課で迎える4年目の春
4月1日、人事異動の日を迎えました。
人事課長とは3年間、課長補佐とは2年間、一緒に仕事をしてきましたが、見送る立場となりました。
新しい人事課長、課長補佐は人事課に在籍した経験は係員時代にしかなく20年以上ぶりに人事課で仕事をすることになったようです。
課長・課長補佐ともに低姿勢で謙虚な方で「素人だから教えてね」と言われました。
私は現メンバーで人事課最年長となるので「上司をしっかりサポートしよう」と決意を新たにしました。
課長が変わると雰囲気も変わる
人事課長が交代する前後で大きく変わったことがあります。
それは課内ミーティングの有無です。
前人事課長は定期的な課内ミーティングは行いませんでした。
総務部会議の報告も資料を回覧して各自確認する方式をとり、共有サーバでスケジュールを管理し各自確認するようにしていました。
報告連絡相談は常日頃からざっくばらんに行っていたので情報共有はしっかりできていました。
各人の自主性に任されており個人的には仕事しやすかったです。
課内全員で情報共有するときに限って課内ミーティングを開催していました。
一方で新しい人事課長は毎週、課内ミーティングを行いました。
総務部会議の報告、スケジュールの確認、業務の情報共有などを週一で行いました。
人事異動前後の繁忙期は目の前の仕事に早く取り掛かりたかったので、課内ミーティングの時間が正直もったいないと感じていました。
管理職員によって仕事の回し方は様々です。
人事異動を通じて色々な管理職員のもとで仕事をすることは公務員のキャリア形成になくてはならないことだと思います。
その経験が管理職員となったときに活かされるのだと思います。
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