ウグイス嬢のセリフ・報酬・強かさ|選挙カーに乗ってみた(6)

選挙カーの運転手、候補者の影武者、開票立会人・・・

今まで全く選挙に関心のなかった私が、とある選挙に関わったときの体験談をまとめました。

 

私の貴重な人生経験をシェアしたいと思います。

↓ ↓

選挙カー運転する前のウグイス嬢のイメージ

選挙カー運転を経験するまではウグイス嬢と言えば「爆音で候補者の名前を連呼し叫び続けるうるさい人」というイメージしかありませんでした。

 

選挙カーを運転しウグイス嬢に接していると、よくないイメージが払拭されました。



ウグイス嬢のセリフ

運転手としてウグイス嬢のセリフを真剣に聞いていると実に多彩で飽きません。

 

1日1日、時間帯によってセリフが変わっていきます。

 

私が気に入っていたセリフは

 

「おとなり、きんじょ、おともだち、みなさんご一緒に 〇〇(候補者の氏名)」

「きょうも、あしたも、あさっても、毎日が投票日」

 

候補者の氏名を一緒に声に出すとウグイス嬢も盛り上げってきて、みんなでカラオケを楽しんでいるような気分になります。

 

疲れていた候補者も復活してきて選挙カーの雰囲気も変わっていきます。

 

運転手もただ運転するだけでなく、一緒になって盛り上げっていくと楽しい時間を過ごせると思います。

 

地域名をセリフに入れたい

「できるだけ地域名をセリフに入れたいから、なんという地域を走っているか教えてください」

「地域が変わったら、その都度教えてください」

運転しているとウグイス嬢から言われました。

 

私が「△△(地域名)入りました」と言うと、すぐに「△△のみなさま、こんにちは」とセリフを変えました。

地域名を入れることで「地元感」をアピールできるようです。

 

ウグイス嬢の中には全く別の市町村に住んでいて土地勘がない人もいます。

 

選挙カー運転手は地域名も頭に入れておいた方がいいかもしれません。

 

別の選挙戦のニュースをみると

私が携わっていた選挙戦が終わってから半年後に別の選挙戦がありました。

 

テレビを見ていると、ある陣営に戦ったウグイス嬢が映っていました。

ウグイス嬢は身内・知人にお願いするだけでなく、ウグイス嬢の派遣を行っている会社に紹介してもらうこともあります。

 

あのときはあんなに応援してくれたのに、今回は立場が逆の陣営にいるんだな・・

 

プロのウグイス嬢なので報酬をもらうため当然のことをしているだけなのですが、ウグイス嬢の強かさを感じました。

 

ウグイス嬢の報酬

ウグイス嬢の報酬日額は公職選挙法で1万5千円以内と定められています。

1万5千円以内ですがウグイス嬢全員に日額1万5千円を支給していました。

 

選挙終了後に指定口座に「1万5千円×日数」をきっちりと振り込みました。

 

またウグイス嬢の報酬日額は給与所得になります。

給与所得者の源泉徴収票を発行し郵送しました。

 

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