人事課人事・給与担当者の研修、人給システム・人事院|国家公務員 キャリアガイド

私は2007年の近畿地区の国家公務員一般職試験(当時のⅡ種試験)に合格し、同年10月から出先機関で働くことになりました。

 

2016年3月に自己都合退職するまでの8年半の公務員生活を記事にまとめました。

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人事給与システム導入の過渡期

人事給与システムは人給システムと呼ばれ、イントラネット上でデータ処理を行うため、人事異動で他局から転入してきた職員のデータをスムーズに移行することができます。

 

私が人事課で仕事をしていた2013年は人給システム導入の過渡期でした。

 

既存の給与システムからデータを切り出して本省に提出したり、導入に対するアンケートに回答したり、人給システム導入に向けて準備を進めている段階でした。



人給システムの研修

人給システム導入にむけてシステム会社が開催する研修に参加しました。

 

研修会場は人事院ではなくビルの会議室を貸し切って行われました。

参加者名簿をみると、あらゆる省庁の人事担当者が参加していました。

 

研修内容は、研修会場には一人一台ずつノートパソコンが用意されておりデモプログラムを操作してみる研修と人給システムの仕様について配布資料をもとに説明する研修で構成されていました。

 

どちらの研修も導入したときのイメージがわくものではありませんでした。

操作研修はそれなりに楽しめましたが、システム仕様についての説明は理解できませんでした。

 

結局、人給システム導入は・・・

この人給システムの研修をうけた後2年半、人事課にいましたが、人給システムは導入されませんでした。

 

現行の給与計算システムと並行稼働を行うなど綿密な計画が立てられていましたが、省庁内での足並みが揃わず延期・再延期となってしまいました。

 

国家公務員も退職してしまったので人事課担当者としても一職員としても人給システムを利用することができませんでした。

 

退職後に元職場に電話連絡する機会がありました。人給システムの話をすると無事導入されたようです。

 

ついに導入されたのかと感慨深い気持ちになりましたが、同時に切ない思いもわいてきました。

 

人事院研修の常連

人事課に配属されて3年ともなると、人事院が主催する給与や手当に関する研修の常連となります。

 

グループワークなどで話をすると、グループ内で年齢は最年少ですが経験年数は最年長となることがよくありました。

 

全く担当したことない分野でもグループリーダーに指名され、グループディスカッションを仕切ったり、検討結果を発表したりといいようにつかわれ経験を積むことができました。

 

続きは

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