国家公務員 キャリアガイド

国家公務員の給与計算の手順・方法 総支給額を固める|国家公務員キャリアガイド

投稿日:2019年9月21日 更新日:

私は2007年の近畿地区の国家公務員一般職試験(当時のⅡ種試験)に合格し、同年10月から出先機関で働くことになりました。

 

2016年3月に自己都合退職するまでの8年半の公務員生活を記事にまとめました。

 

2ヶ月目の給与計算は前任の力を借りず一人で行いました。

給与計算は、まずは総支給額を固める必要があります。

 

総支給額を確定させるまでの流れを紹介します。

 

▼ 関連コンテンツ  

俸給・諸手当に変更がないか確認

  • 定期昇給や昇格発令があった場合は「俸給」「管理職手当」
  • 子どもが生まれるなど扶養親族に変更があった場合は「扶養手当」
  • 引っ越しがあった場合は「住居手当」「通勤手当」

といったようにそれぞれ変更があった場合は、給与システムに変更後の情報を入力します。

 

5月の給与計算は変更がほとんどなかったので4月のデータをそのまま活用できました。

 

各課等の勤務時間報告書

超過勤務手当、特殊勤務手当など勤務状況に基づき支給される手当は、各課等から提出される勤務時間報告書をもとに計算します。

 

勤務時間報告書は、1か月間の時間外労働・欠勤等の時間数、特殊勤務の回数を報告してもらう書類です。

 

時間外労働の時間数から超過勤務手当、特殊勤務の回数から特殊勤務手当の額を計算しました。

 

欠勤があると俸給から減額されますが、欠勤となる職員はほとんどいませんでした。

 

勤務時間報告書 締め切り

勤務時間報告書の各課等の締切日は毎月最初の営業日中でした。

報告書の担当者が不在のケースもあるため、翌営業日の午前中が最終リミットでした。

 

翌営業日の午前11時を過ぎると未提出の課等に督促の電話をします。

「今月の残業代間に合わないですよ!」と脅すとお昼までには必ず提出してくれます。

 

総支給額を確定させる

  • 「俸給」「扶養手当」といった固定給
  • 「超過勤務手当」「特殊勤務手当」といった変動給

固定給・変動給を計算すると総支給額がほぼほぼ確定します。

 

  • 「減給」の懲戒処分
  • 月の途中で転入出する職員の「日割計算」

などイレギュラーな計算を終えると総支給額が確定されます。

 

職員一人一人の俸給・諸手当・総支給額の一覧表、会計・庁舎別の合計表を完成させます。

 

本省と会計課に提出する書類を作成

総支給額が確定すると本省と会計課に提出する書類を作成します。

 

本省に提出する書類

一般会計・特別会計別の俸給・手当ごとの支給額、翌月の支給見込額、人員数を報告します。

 

会計課に提出する書類

一般会計・特別会計別、本庁舎・支局・期間業務職員別、の俸給・手当ごとの予算要求の書類です。

この予算要求の書類をもとに会計課が本省の会計課に予算要求を行い、本省からお金が振り込まれます。

 

一般会計

本庁舎、一般会計の支局A、一般会計の支局B、一般会計の期間業務職員

 

特別会計

本庁舎、特別会計の支局A、特別会計の支局B、特別会計の期間業務職員

 

職員のお給料は、お給料を出すお財布が細かく分類されています。

お財布のお金を自由に動かすことはできないので、それぞれ正確な数字が求められます。

 

決裁をとる

本省と会計課に提出書類を作成し終えると、人事課内での決裁の準備をします。

 

先に作った「職員一人一人の俸給・諸手当・総支給額の一覧表、会計・庁舎別の合計表」と「本省と会計に提出書類」の値が一致しているか再チェックをします。

 

再チェックを終えると決裁文書を作って、上司にまわします。

 

決裁がおりると、本省に報告書をメールし、会計課に予算要求の書類を紙で提出します。

 

ゴールデンウイークに休日出勤しなかったので、締切と闘いながら10時近くまで残業し、締切日になんとか提出しました。

 

この時点で給与計算はようやく折り返し地点です。

 

▼ 続きは・・

給与控除・支給額の計算

関連コンテンツ

広告

スポンサードリンク




カテゴリー

サイト内検索

スポンサー検索




サイト内検索

サイドバー 中段

通勤電車・外回りの車中で楽しめるオーディオブック

最新記事

▼ twitterフォローお願いします(。-_-。)

PAGE TOP