年金手帳をもらっていない!?職員と一触即発の事態に…|国家公務員キャリアガイド
私は2007年の近畿地区の国家公務員一般職試験(当時のⅡ種試験)に合格し、同年10月から出先機関で働くことになりました。
2016年3月に自己都合退職するまでの8年半の公務員生活を記事にまとめました。
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転職先で年金手帳が必要
3月末に退職する職員から呼び出しをうけました。
職員「転職先から年金手帳を提出するように言われたのですが、見当たらなくてどうすればいいですか?」
私「年金手帳を再発行してもらうなら、自宅のある〇〇年金事務所に相談に行くといいですよ。」
職員「分かりました。早速、行ってみます。」
年金手帳をそもそも受け取っていない
数日後、再び呼び出しをうけました。
部屋に行くと、すごい剣幕で怒鳴ってきました。
職員「年金事務所に行ったけど再発行してもらえなかったじゃないか!俺のように18で就職した人間には年金手帳はないとも言われた!手続きは職場でするように言われた!手間をかけさせやがって!!」
職員「お前ら人事課は嘘つきだ!謝罪しろ!!」
職員は過去にも人事課とトラブルを起こしていて、感情的になっていました。
その後も10分近く罵声を浴びせられました。
私「お手間をかけさせてすみません。すぐに手続き方法を確認します。」
年金手帳ではなく、基礎年金番号通知書
調べてみると、職員のように18で共済組合に加入していると、年金手帳は発行されず、代わりに基礎年金番号通知書が発行されるようです。
一般論を説明して痛い目に遭いました。
要注意人物だったので、しっかり確認して慎重に対処すべきでした。
年金事務所にも連絡をして、基礎年金番号通知書を再発行するために必要な書類を入手しました。
基礎年金番号通知書の再発行のために職員の元へ
基礎年金番号通知書の再発行するためには、職場を経由して職場を管轄する年金事務所に書類を提出する必要がありました。
書類を作成し職員に印鑑をもらいに行くことになりました。
前回、怒鳴られたこともあったので、警戒して職員のもとへ行きました。
私「手続きに必要な書類ができましたので押印お願いします。」
職員「いろいろ調べてくれて助かったよ。」
文句の一つでも言われるかもしれない、罵声を浴びせるかもしれないと思っていましたがむしろフレンドリーな感じでした。
心配そうに出迎える人事課員
押印をもらって人事課に戻ると、課長はじめ人事課員が心配そうに私を出迎えました。
「今日は機嫌よかったみたいです。」
私はそう言いながらスーツのポケットにしまったICレコーダーを机に置きました。
「怒鳴られても強い気持ちでいられるようにお守りですよ」
残念そうな私の顔をみて苦笑いを浮かべる人事課員でした。
その後、無事に基礎年金番号通知書も再交付となり、転職先への提出も間に合ったようです。
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