「日経平均VI先物指数ETN」上場廃止、異議申立書を提出した結果は?その他にやってみたこと。
令和3年の暮れ、我が家に見慣れない封筒が届きました。
封筒の中身は、私が保有する上場投資信託「NEXT NOTES 日経平均VI先物指数ETN」の「信託契約変更及び上場廃止(予定)のお知らせ」でした。
このまま何もせず上場廃止を待っているだけでは面白くないので、できることをやってみました。
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異議申立書を提出
「信託契約変更及び上場廃止(予定)のお知らせ」に「異議申立書」という書類が同封されていました。
異議申立書は返信ハガキになっていました。切手を貼る必要はありませんでした。
異議申立をする受益者が多ければ上場廃止は取りやめになるかもしれない。
そう思い、異議申立書にチェックを入れて、個人情報保護シールを貼り、ポスト投函したしました。
この記事を書く日(2月27日)まで異議申立書を提出したことをすっかり忘れていました(笑)
異議申立書を提出しましたが、異議申立結果について、郵便物での通知がありませんでした。
郵便物の通知はありませんでしたが、お知らせに記載されていたスケジュール通り、2月15日、野村証券のホームページに異議申立結果が公開されていました。
異議申立結果は・・・
異議を述べられた受益者が保有する受益権の口数が、総受益権口数の2分の1を超えなかったため、当初の予定どおり、2022年2月15日付で信託契約の変更を実施し、2022年3月18日に信託を終了することとなりました。
【ETF/ETN】「NEXT NOTES日経平均VI先物指数ETN」の信託契約変更ならびに上場廃止について(リンク先は野村証券のホームページ)
私の異議申立は届かず、上場廃止が決定してしまいました。
上場廃止前に保有口を売却
私は上場投資信託「NEXT NOTES 日経平均VI先物指数ETN」を41口保有していました。
まず、1月19日に21口を100円で売却しました。2,100円が証券会社の口座に入金されました。
平均取得価格は1,092円だったので「1,092-100=992 992×21=20,832」
2万超の損失が確定しました。
損切りしたら気持ちがスッキリして、1月21日に10口を103円で売却しました。
1,030円が入金され、1月19日分とあわせて3,130円となりました。
私が異議申立を行った日以後「NEXT NOTES 日経平均VI先物指数ETN」は1月27日に最大124円まで値上がりするシーンがありました。
日経平均株価が前日から1,000円以上値下がりし、日経平均VIが30を超えたタイミングでした。
仮に124円で31口手放したとしても3,844円で714円の差。
完全に時すでに遅しです・・・
2月24日のウクライナ情勢を巡る日経平均株価の急落、日経平均VIが30迫る場面も「NEXT NOTES 日経平均VI先物指数ETN」は113円が高値でした。
全て売却せず10口は上場廃止まで保有
全ての保有口を売却することも考えましたが、せっかくなので上場廃止まで保有して、どのような処理がなされるか体験してみることにしました。
2月27日の時点の105円がたとえ0円になったとしても1,050円。
上場廃止に立ち会う見物料だと思い、その日を待つことにしました。