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税理士事務所の新人が担当をもつまでの経験、誰もがするとは限らない経験編|税理士事務所職員の経験談

私は、所長である税理士先生も含め5人以下の税理士事務所職員として働いています。

 

税理士事務所職員として働いて得た経験を記事にまとめています。

 

前回は税理士事務所の新人が担当をもつまで誰もが経験する出来事を記事にしましたが、今回は全員が経験するとは限らない出来事を記事にまとめました。

↓ ↓

研修

税理士事務所が所属する団体が開催する研修に月1~2回のペースで参加しました。

 

研修会場は一人で車に乗って行きました。

研修会場はほとんど同じ場所なので先輩に周辺のコインパーキング事情を教えてもらい開始時間に遅刻しないように余裕をもって出かけました。

入社から1年程度で一通りの研修を受講し終え、その後は半年に1回くらいのペースで研修を受講しています。

 

同じ時期に別の事務所に入社した方と交流を深める場でもありますが、人見知りな私は部屋の端っこで大人しくしていました。

 

研修は税理士事務所に入社したからといって必ず受講できるとは限りません。

テキストも用意され体系的に勉強することができ、実務に直結する内容がほとんどだったので、研修を受講できて恵まれていたと思います。



試験

私の事務所ではお客様に対して保険提案をすることもあるので生命保険募集人の試験を受験する必要がありました。

入社から2か月後に試験をうけ合格し、生命保険募集人の登録のためweb研修を受講して、保険提案をできるようになりました。

 

他にも事務所が所属している団体が実施する巡回監査士補試験のため勉強しました。

入社から3か月半後に試験があり、所得税法・法人税法などの合計6科目に一発合格することができました。

 

業務中も時間があったら試験勉強してもいいと言われていましたし、仕事から帰っても毎日必ず勉強しました。

 

保険提案をしない事務所もありますし、巡回監査士補試験を受験する事務所は限られています。

試験は税理士試験だけといった事務所が多いかもしれません。

 

税理士試験合格はかなり大きな目標になるので、勉強すれば必ず合格できる試験に挑戦できるのはモチベーションを維持する上でも有効です。

試験勉強をすることで実務では経験できない知識も得られるので、いろいろな試験を受験できる環境であれば、積極的に挑戦していきたいところです。

 

相続税申告のための現地調査

私が入社した直後に相続税申告の相談にきたお客様がいました。

私の事務所では相続税の申告は税理士先生が対応するので詳しい相続財産は分かりませんでしたが、ある日「相続のお客さんの現地調査に行くからついてきて」と言われました。

 

言われるがまま車に乗りお客様が相続した土地に向かいました。

「地積測量図や登記簿謄本には土地の長さや面積が記載されているけれど、間違いがないか実測するんだよ」と車内で説明をうけました。

 

実測の方法

長さを測るときは巻尺、高さを測るときはスタッフをつかいました。

私が巻尺の起点をもって先生が終点を決めて長さを確認しました。

 

デジタルカメラで写真を撮っていました。

相続税の申告書類に写真があった方がイメージしやすいからだそうです。

 

土地は何筆かあり、まずまずの広さがあり、高低差もあり、1時間半くらい汗だくになりながら実測を行いました。

 

その他

自分がもっていたパソコンやエクセルのスキルを活用できたり、よく分からないことに駆り出されたり、いろいろな経験をしました。

 

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