上場株式等の所得に関する住民税申告不要等申出書を提出してみた(2)

令和3年度 住民税の申告書に関するお知らせの入った封筒に見たこともない書類がありました。

 

上場株式等の所得に関する住民税申告不要等申出書

 

私の体験談をふまえて、この申出書の記入方法をまとめました。

↓ ↓

特定口座年間取引報告書の数字を確認

特定口座年間取引報告書は全部で3枚ありました。

( )は天引きされた所得税・住民税の額。

特定口座年間取引報告書

A証券

株式の譲渡           -929円 (所得税 -140円、住民税 -45円)

投資信託の配当 4,150円(所得税633円、住民税206円)

 

B証券

投資信託の配当    59,473円 (所得税9,102円、住民税2,967円)

 

C証券

株式の配当           75,250円 (所得税11,519円、住民税3,761円)

社債の譲渡           75,000円 (所得税11,486円、住民税3,750円)

 

所得税の確定申告書を作成

特定口座年間取引報告書をもとに所得税の確定申告書を作成しました。

実際には報告書の配列どおり数字を打ち込むだけなので、細かな知識は必要ありません。

確定申告書 第一表、第三表、付表

総合課税の配当所得

4,150+59,473+75,250=138,873円

 

確定申告書 第一表 ⑤の数字となります。

 

申告分離課税の譲渡所得

A証券株式の譲渡              (-)929円

 

確定申告書付表(上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除用)③の数字となります。

なお、譲渡損失がなく損益通算する必要ない場合は、確定申告書 第三表 〇70の数字 を転記します。

 

申告分離課税の配当所得

C証券社債の譲渡              75,000円

 

確定申告書付表(上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除用)④の数字となります。

なお、譲渡損失がなく損益通算する必要ない場合は、確定申告書 第三表 〇71の数字 を転記します。

 

上場株式等の所得に関する住民税申告不要等申出書を作成

所得税の確定申告を作成し管轄の税務署に提出したら、居住する自治体に提出する上場株式等の所得に関する住民税申告不要等申出書を作成します。

場株式等の所得に関する住民税申告不要等申出書の記入例

確定申告した(予定含む)上場株式等の所得等

〇確定申告した(予定含む)上場株式等の所得等 ※損益通算前 に数字を記入します。

上場株式等の配当所得等 総合課税分

138,873円(確定申告書 第一表 ⑤の数字)

住民税の特別徴収税額 206+2,967+3,761=6,934円

 

上場株式等の配当所得等 分離課税分

75,000円(確定申告書付表(上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除用)④の数字または確定申告書 第三表 〇71の数字)

住民税の特別徴収税額 3,750円

 

上場株式等の譲渡所得等

-929円(確定申告書付表(上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除用)③の数字または確定申告書 第三表 〇70の数字)

住民税の特別徴収税額 -45円

 

今回のケースでは、分離課税の配当所得と譲渡所得を損益通算しているので、確定申告書 第三表から数字を抜き出さないようにします。

 

住民税では申告しません。にチェック

□1.上記の確定申告した上場株式等の所得等について、住民税では申告しません。の□に✓を入れます。

 

所得税で申告したものの一部のみを住民税でも申告する場合は、

□2.上記の確定申告した上場株式等の所得等について、住民税では下記の所得を申告します。の□に✓を入れて、数字を記入します。

 

なお、住民税は申告不要とした方が得するケースがほとんどです。

 

 

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