選挙カーへの反応の受けとめ方、温かい声援と本心|選挙カーに乗ってみた(4)
選挙カーの運転手、候補者の影武者、開票立会人・・・
今まで全く選挙に関心のなかった私が、とある選挙に関わったときの体験談をまとめました。
私の貴重な人生経験をシェアしたいと思います。
▼ はじめから読む
▼ このページのコンテンツ
↓ ↓
選挙カーの運転の思い出
選挙カーの運転の中で普段では味わうことのできない貴重な経験をすることができました。
終わってみるといい思い出になっています。
いくつか紹介します。
暖かい声援とその本心
私は選挙カーが通っても絶対に目を合わさないようにして、ひたすら無視していました。
自宅の周りを選挙カーが通ると「うるさいね」と妻と文句を言い合っていました。
私自身が冷たい態度をとっていたので、他の人が選挙カーにどう対するのか不安でした。
実際に選挙カーを運転してみると皆様は結構好意的でした。
特に山の集落に行くと、家の中から出てきて握手をもとめるシーンが多かったです。
「がんばってね」「応援しているからね」
暖かい声援をいただきました。
すれ違う車の中からも手を振っていただいたり、パッシングで答えてくれたり、と反応がありました。
公園で遊ぶ子どもたちはわざわざ寄ってきてハイタッチを求めてきました。
この暖かい声援、全てを鵜呑みしてはいけなかったようです。
集落の皆様は選挙カーがやってきたら姿を見せるのは一般的な反応だそうです。
山村に住む私のおばあちゃんも全ての候補者と握手を交わしていたようです。
すれ違う車から反応を示すのは相手陣営があえてそうするとも言われています。
実際に「相手の選挙カーを走行中に見かけたら手を振って油断させろ」と選挙参謀に言われました。
ただ、好意的な反応が返ってきたら全力スマイルで応えることだけ考えておけばいいと思います。
笑顔で応えればモチベーションは間違いなく上がります。
公園で子どもたちとハイタッチしたときは自分が候補者であるかのようにテンションが上がりました。
選挙カー乗っているときは勘違いして、選挙カーを降りたら冷静に情勢を分析すればよいと思います。
街の魅力を再発見
私が選挙カーを運転していたのは、桜が満開の時期でした。
例年であれば桜の名所を1か所巡るだけでしたが、選挙カーで桜巡りができました。
山間部にポツンと1つ立つ桜、新入生を迎える小学校の桜・・
普段であれば見ることのない桜を堪能することができました。
桜だけでなく、きれいな風景、史跡やイベントを知ることができました。
▼ 続きは・・