国家公務員 キャリアガイド

休日出勤で国家公務員採用試験の筆記試験・試験監督業務|国家公務員キャリアガイド

投稿日:2019年11月2日 更新日:

私は2007年の近畿地区の国家公務員一般職試験(当時のⅡ種試験)に合格し、同年10月から出先機関で働くことになりました。

 

2016年3月に自己都合退職するまでの8年半の公務員生活を記事にまとめました。

↓ ↓
 

念願の職員採用に携わる

私が働いていた官署では私が採用された年以降、5年間、国家公務員一般職試験(当時のⅡ種試験)からの職員採用がありませんでした。

毎年のように定員削減が行われる一方で、人員構成上、退職者が少ない時期だったことが原因です。

 

前任者は一度も職員採用に携わることができず人事課を卒業しました。

私も何年経っても後輩ができない。ちょっぴり寂しい思いをしていました。

 

私が人事課人事係に配属された年、5年ぶりの採用ができることになりました。

採用担当者としての経験については詳しい記事をまとめています。



 

国家公務員総合職試験、一般職試験の一次試験 試験監督

国家公務員総合職試験、一般職試験の一次試験は筆記試験です。

筆記試験会場の試験監督は、その年に職員採用を予定している官署の職員が担当することになっていました。

 

試験監督の打ち合わせ会議

総合職試験の一次試験1週間前。

 

試験監督の打ち合わせ会議に出席しました。

試験監督マニュアルを渡され、人事院の職員から会場運営について説明をうけました。

 

試験監督の業務 当日の様子

一次試験当日。

試験開始の1時間前に試験監督控室に集合しました。

 

集合すると、まずはストップウォッチや腕章などの携行品を受け取りました。

次に、午前中の教養試験の問題冊子・マークシートの数を数えました。

 

試験会場の補助をしてくれるアルバイトと簡単に打ち合わせをしました。

 

試験会場に入り、試験開始までにする仕事

試験開始の30分前になり、アルバイトと試験会場に向かいました。

試験会場に到着すると既に受験生が着席していました。

 

スムーズに問題冊子・マークシートを配布できるように一列当たりの受験生の数を確認し、分けていきました。

 

試験監督マニュアルに書かれている所定の時間になると、試験説明をはじめマークシート・問題冊子の順に配布していきました。

 

試験開始時間になるとストップウォッチを押して試験開始の合図をします。

ストップウォッチだけでなく自分の腕時計もつかって試験時間を管理しました。

 

試験中の仕事

試験開始すると、すぐに本人確認を行いました。

受験票の写真と受験者が違わないか一人一人確認していきます。

 

あらゆる試験で開始直後は退出できないのは本人確認を行うためだと運営側になってはじめて分かりました。

 

欠席などで余った問題冊子・マークシートを全て回収し部数をチェックします。

巡回している人事院の職員に試験中に渡します。

 

会場の様子に目を光らす

本人確認を終えたら試験会場の様子に目を光らせます。

目を光らすと言っても、怪しい行動をとっている人を見たことはありません。

 

筆記用具を落としてしまった、トイレに行きたい、途中退席したい。

手を挙げた人のところに行き要件を確認します。

 

途中退席の場合、問題用紙・マークシートを全て回収します。

問題用紙は試験終了後に求めがあれば渡します。

 

試験会場にいた印象的な人

試験監督をしていて最も印象に残ったのは酒の匂いをプンプンさせていた受験生です。

途中でいびきをかいて寝出したので、肩を叩いて起こしました。

 

緊張のためか何度もトイレに行く受験生もいました。

長丁場の試験ですが3、4回トイレに付き添うこともありました。

 

トイレに付き添うときは不正チェックのため番号を控えるようにしました。

 

試験監督 試験終了後の仕事

試験終了すると、すぐにマークシートを回収します。

途中退席した受験生の分もあわせて、マークシートが全て回収できているか確認してから受験生に退席させます。

 

受験生が退席したら会場内を巡回し、忘れ物がないか、机に何か書いていないかを確認します。

終わったら試験監督控室に戻り、人事院職員にマークシートを渡します。



国家公務員試験の試験監督で休日出勤した場合

国家公務員試験の一次試験は日曜日に行われます。

そのため試験監督業務は休日出勤になります。

 

休日出勤の処遇はどうだったかというと・・・

 

週休日の振替

あらかじめ日曜日に働くことが分かっている場合「週休日の振替」をします。

 

私の働く官署では毎週土曜日・日曜日が週休日に指定されお休みです。

日曜日に指定された週休日を別の日に変更することが「週休日の振替」です。

 

振り替えることができる期間

週休日を振り返ることができる期間は原則、休日出勤する日の前4週間から後8週間とされています。

制度上は休日出勤する前にも振り返ることが可能です。

 

振り替えるための手続き

休日出勤する前までに週休日の振替簿を作成し決裁をもらいます。

行政文書として起案し決裁をとり、決裁後に通知書を発行し本人に交付します。

 

そのため、休日出勤する前に休む日を決めておかなければなりません。

 

実際には無事に休日出勤を終えてから、休日出勤の前日に遡って起案し通知書の交付もしないことが多いです。

振り替えて休む日も業務の都合を見ながら決めるため、あらかじめ決めておくことはほとんどありません。

 

休日給は出る?

週休日の振替を行った場合、休日給は出ませんでした。

勤務する日が入れ替わっただけなので・・・

 

試験監督をすると人事院が注文したお弁当を食べることができました。

 

試験監督の補助をしてくれたアルバイトには人事院から日当が出ていました。

1日8千円と言っていたような気がします。

 

休日出勤に関する制度

割り振り変更

「週休日の振替」は1日7時間45分休日出勤した場合に行われますが、1日4時間休日出勤した場合「割り振り変更」という処理を行います。

 

通常の出勤日の4時間を休みに変更できます。

 

割り振り変更した日を1日休みにしたい場合は、残り3時間45分、年次有給休暇を取得します。

分単位の時間給は認められなかったので4時間の時給を取得しました。

 

代休日の指定

国民の祝日などに勤務する場合は「代休日の指定」という処理をします。

1日7時間45分休日出勤した場合のみ「代休日の指定」が可能でした。

 

週休日の振替、割り振り変更、代休日の指定ができない場合

土日に休日出勤しなければいけないけれど、出勤時間が6時間や2時間の場合、週休日の振替、割り振り変更ができません。

国民の祝日に休日出勤しなければいけないけれど、出勤時間が4時間の場合、代休日の指定ができません。

 

その場合、休日給が出ます。休日給は135/100の超過勤務手当になります。

私の官署では極力、休日給が発生しないようにしていたので、私が休日給を支給されることはありませんでした。

 

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