保険会社から送付された事故調査報告書の内容は?|もしも交通事故を起こしてしまったら

師走のある日。会社でお昼休憩にカップラーメンを食べるため、お湯を注ぎ、待っていました。

そんなとき、妻から電話がかかってきました。

 

「事故しちゃった、どうしよう」

動揺する妻の声を聞き背筋が凍りました。

 

事故現場、事故後の対応について体験談をまとめました。

 

保険会社から届いた事故検証の資料

示談の根拠となった事故検証に関する資料を保険会社に請求してから1ヵ月後。

事故の専任担当者よりラインメッセージが届きました。

 

資料が出来あがりましたので郵送します。

 

ラインメッセージが届いた翌日、資料が届きました。

交通事故 調査報告書の送付

資料の内容

双方の証言をもとに事故当日の概要が書かれていました。

保険会社から届いた交通事故検証の資料

 

衝突時、2台がどのような動きをしていたか。

3パターン分、図面付きでまとめられていました。

 

3パターンのうち、妻の車両が動かなければ相手の車両にはぶつかる可能性がない。

そのように結論づけられていました。

 

衝突時の相手の走行位置に関する検証はなく「動かなければぶつからない」という結論を導き出すような資料でした。




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最も引っかかっていたことは解消されず

妻と私が引っかかっていた「急発進してきた」という相手の証言相手の走行位置については明らかになることはありませんでした。

 

交通事故後、何度も現場を通ることがあり、車の動きを再現することがあります。

 

相手の車両が妻の車両を通過するために要する時間は、時速30km/hで走行した場合、0.2秒もかかりません。

時速30km/h → 秒速8.3m/s

車の横幅 1.5m

車の横幅を通過するために要する時間 1.5m÷8.3m/s=0.18s

 

妻の普段の運転を見ていると、事故現場のような場所でいきなりアクセルを踏むことだけは絶対にない。と言い切れます。

妻の車両が少しでも前に進んでいるならブレーキペダルがゆるみクリープ現象によるものと考えられます。

 

クリープ現象の初速は人が歩く速度4km/h(1.11m/s)と言われています。

1.11m/sで0.2秒間に進む距離は22cmです。

 

22cmと言えば、A4コピー用紙の横幅、小学校6年生の息子の靴のサイズです。

 

私は、事前に気づいているのであれば、22cmの至近距離なんか怖くて通過できません。

対向車がいなければ大きく膨れて避けますし、対向車がいれば手前で停止します。

 

やり切れない気持ち

示談成立し双方の車の修理も終わり交通事故の事後処理は終わりました。

損傷の大きかった相手車両の修理を保険金対応できたため、損傷の小さかった妻の車両の修理代3万円の手出しで済みました。

 

人身事故に切り替えられることもなかったので、このまま無違反でいけば事故したのにゴールド免許です。

 

このやり切れない気持ちはなんでしょうか?

 

やっぱり、保険代理店の対応だと思います。

保険代理店を通しているのに示談交渉に全く協力してくれませんでした。

 

保険会社の専任担当者の対応も途中からどっちの味方をしているのか分からなくなりました。

「キープレフト!」と強い口調で言われたときは腹が立ちました。

 

やり切れない気持ちを治める方法は一つしかありませんでした。

 

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