国家公務員 昼休みの過ごし方|国家公務員 キャリアガイド(23)
私は2007年の近畿地区の国家公務員一般職試験(当時のⅡ種試験)に合格し、同年10月から出先機関で働くことになりました。
2016年3月に自己都合退職するまでの8年半の公務員生活を記事にまとめました。
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名もなき国家公務員の物語
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国家公務員のお昼休み
私が入庁した平成19年10月、国家公務員の勤務時間は、勤務時間法により1週間40時間と定められていました。
私の勤めていた官署では8時30分から17時15分(お昼休み45分:12時15分から13時)の1日8時間勤務でした。
翌年の平成20年4月に法改正があり、1週間38時間45分になりました。
私の勤めていた官署では8時30分から17時15分(お昼休み1時間:12時から13時)の1日7時間45分勤務になりました。
お昼休み15分の違いは大きい
私の勤めていた官署が入る合同庁舎の周囲には飲食店は多くありませんでした。
お昼休みは45分だと、お店まで往復15~20分、ランチを注文してから作ってもらい食べ終わるまで20分しかありません。
1時間だと十分余裕があります。
なお、庁舎内に食堂はありましたが不評で、宅配弁当が一番人気でした。
私は妻にお弁当を作っていただいたので、サクッと食べて仮眠をとっていました。
仮眠を妨げるもの
私は、お昼休みに20~30分仮眠をとっていました。
この仮眠を妨げるものがいました。
保険の営業です。
お昼休みになると大手保険会社のセールスレディーが毎日巡回してきました。
まず「アンケートに答えると商品がもらえる」といって氏名・生年月日(家族分も)を書かされます。
その日はそれで終了ですが、後日、提案書をもってやってきます。
そしてお昼休みをいっぱい使って提案書の内容を説明します。
入社1年目に熱烈な提案をうけて懲りたので、それ以降はアンケートに答えないように、巡回してくる前に仮眠をとるようにしました。
保険レディーの中で一人だけ全く提案書も持ってこず雑談だけして帰る人がいました。
私はインターネットで一通りの保険に加入していたのですが、お願いするときはその人かな。と思っていました。
必要な補償を確保するための保険は必要ですので、巡回してくる保険レディーを活用するのもありです。
保険レディーと接するのも社会人の勉強の一つです。
夕方4時45分になったらエアコンは切れる
合同庁舎のエアコンはコントロール室で管理されています。
エアコンが稼働期間は、夏は7月から9月、冬は12月から2月でした。
1日の稼働時間は朝8時から夕方4時45分と決められていました。
夕方4時45分になると真夏でもエアコンは問答無用でピタッと切れました。
窓を開けるのですが、夜まで残業していると虫が入ってきてイライラしました。
設定温度も環境温度28℃を厳守していたので快適ではありません。
夏は汗ダクダク、冬はガクガク震えながら仕事していました。
今は熱中症の問題などもありますので改善されていることを祈っています。
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