ボランティア・イベント運営のお金の話|国家公務員 キャリアガイド(21)

私は2007年の近畿地区の国家公務員一般職試験(当時のⅡ種試験)に合格し、同年10月から出先機関で働くことになりました。

2016年3月に自己都合退職するまでの8年半の公務員生活を記事にまとめました。

 

清掃ボランティア

海を大切にしようという思想普及のため、海岸清掃のボランティアを募る仕事をしました。

 

ボランティア募集を新聞に掲載してもらい、組織内でもメールで周知しました。

 

募る以上は自分も参加しなければならないので、1歳10か月の子どもを連れて行きました。

 

小学生向けのイベント

海を大切にしようという思想普及のため、小学生の親子向けにバスツアーのイベントを開催しました。

 

参加者募集を新聞に掲載したところ、参加料無料のイベントということもあり、あっという間に参加枠が埋まりました。

 

海に関する施設を訪問したり、バス内で海(船・港・働く人)に関するクイズを出題したり、フェリーに乗船したり、と一日がかりのイベントでした。

 

クイズの司会を任されましたが、カンペに従い粛々と進めていきました。

笑いをとるようなことはありませんでしたが、クイズの内容が興味深かったらしく意外と盛り上がりました。

 

クイズは主に上司が準備しました。

過去に同じようなイベントが開催されたときに出題したものをベースに作っていました。

 

クイズの商品や飲食物は主催団体や協力企業から提供してもらいました。

 

 

イベント運営の裏話

こういったイベントを開催する場合、組織の名称を使うための手続きが必要で、イベントの前に、名称を使う目的などが書かれた書類を作成し決裁をあげました。

 

また、イベントの予算はついていないので、バスの借上料、高速料金、施設の入館料などは、主催団体・協力企業負担でした(-_-;)

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刊行物の発行

他局・事業者と連携して、刊行物の発行をする仕事がありました。

 

まずは他局に出向き、刊行物の発行にむけて打ち合わせをしました。

 

他局に出張する機会は初めてで、同じ業務を行う課であっても人員数や事務室の作りは全然違いました。

官署によって雰囲気は違うんだなと入庁から2年経ってようやく感じました。

 

打ち合わせも担当者の顔合わせが目的で、基本前年ベースで決定していきました。

 

打ち合わせが終わると事業者に原稿を出してもらうように依頼しました。

 

前年の原稿をFAXして変更がある部分を訂正してくださいというものでした。

無料で広告宣伝できることもあり、依頼したらすぐに提出がありました。

 

打ち合わせから3か月で刊行物ができあがり、観光スポットや公共施設、各事業者に配布しました。

 

刊行物は無料配布のため、スポンサー企業の広告掲載料で発行していました。

私の異動後、スポンサー企業が減っていき、発行部数も減っていきました。

 

インターネットからダウンロードできるようになりましたが、冊子のよさもありますので続いてほしいです。

 

 

 

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