私が独学一発合格するために身につけた心構え・勉強法5選

FP・宅地建物取引士・社会保険労務士。

数々の資格試験に独学で一発合格できました。

 

独学で一発合格するために大切な心構え、具体的な勉強法について、まとめました。

↓ ↓

長期間の勉強に見切り発車は禁物

長期的な勉強には、しっかりした準備・計画が必要です。

見切り発車してしまうと途中で挫折してしまう可能性が高くなります。

 

試験日から逆算して勉強計画を立てる

私は8月末にある社労士試験にむけて次のように勉強計画を立てました。

  • 8月はこれまで受けてきた模試や過去問・予想問題の復習
  • 7月は模試をうける。法改正対策をする。
  • 5、6月は過去問・問題演習を3巡する。
  • 2~4月は社会保険科目をインプットする。並行して労働保険科目の過去問・予想問題を解く。
  • 11~1月は労働保険科目をインプットする。

このように試験日から逆算して勉強計画を立てていきます。

 

計画を立てるときに気を付けたことは、余裕をもったスケジュールを組むことです。

  • 風邪をひいてしまった
  • 仕事が忙しくなった
  • 身内に不幸があった

人生、不測の事態が起こる可能性は十分にあります。

一日単位でも、週単位でも、月単位でも、予定が狂ったときに動じないように余裕をもった勉強スケジュールを立てましょう。

 

参考書を変えないために、複数の参考書を読み比べる

独学で一発合格したFP・宅建・社労士など全ての試験勉強に共通していたことと。

インプットの中心となる参考書は初めに選んだ一冊だけで、途中で別の参考書に乗り換えることはしませんでした。

 

途中で乗り換えなくてすむように、書店で複数の参考書を一週間にわたって読み比べました。

その中で自分に合った参考書を選んだので、自信をもって使い続けました。



やるべきことは、できるだけ小分けにする

日々の目標・やるべきことは、小分けにすることでモチベーションを維持することができます。

 

私は、社労士試験の勉強では、購入したテキスト・問題集を科目ごとに切断しました。

社労士独学合格勉強法テキスト解体

社労士試験のテキストは1,000ページを超え、凶器にもなってしまう厚みです。

そんなテキストも科目ごとに分ければ100ページ前後になります。

 

分厚いテキストのままだとゴールがなかなか見えてきませんが、切断すれば科目ごとにゴールすることができます。

一科目一科目ゴールし積み重ねることで、勉強へのモチベーションを維持し、一発合格できたのだと思います。

 

立ち止まる勇気をもつ

人は記憶したことの74%を1日後には忘れている

エビングハウスの忘却曲線です。

 

勉強初期はテキストの内容をインプットすることが中心となります。

アウトプットを怠るとせっかくインプットしたことを忘れてしまいます。

 

私はインプットした内容を翌日通勤電車の中でアウトプットするようにしました。

社会保険労務士試験では一問一答本をつかって、その他の試験ではテキストをつかって、前日にインプットした内容を復習しました。

 

勉強初期は「先に進めたい」と焦ってしまいがちです。

 

復習しなければ、早く先に進めることができますが、忘れてしまったら意味がありません。

「立ち止まる勇気」をもつことが、結果として、合格への近道だと考えます。

インプットのコツ「声に出す」

公務員試験や社労士試験、宅建では法律を学習します。

 

私は法律の条文は目で追っているだけでは頭に入ってきません。

そこで声に出して読むことにしています。

 

国家公務員として日々の業務を行う際にも法令や通達を声に出して読み込んでいました。

何度か読み込んでいるうちに、少しずつ理解できるようになります。

 

法律だけでなく、なかなか覚えられないことがあったら、声に出して何度か読んでみるとよいでしょう。

 

さらに自分が読んだものをスマートフォンのボイスレコーダーで記録すれば、電車に乗っているときや街をあるいているときでも勉強できます!

 

スキマ時間の活用法

机がなくてもできる勉強はいくらでもあります。

 

社労士の勉強をしていたときは、電車の中で持ち運びしやすい一問一答の本を開き勉強しました。

最近ではオーディオブックが充実しています。

オーディオブックであれば、歩きながら、車を運転しながら、勉強できます。

公務員試験に限らず、様々な試験勉強に対応しているのでぜひご参考ください。



 

試験慣れのため、模試を受けよう

独学であっても、模試は必ず受けましょう。

公務員試験や社労士試験などは、資格の予備校で公開模試だけでも受けることができます。

 

会場に行かなくても、書店で売っている「本試験と同じ構成の問題集」で勉強することは可能です。

一度は、会場で模試を受けた方がよいです。

 

試験を解くスピード・時間配分を身につけるためには、自分の自制心に任せた自習形式よりも、会場で強制的に時間設定される方が、適しているからです。

 

いきなり本番を迎えることはせず、最低1回は会場での模試、さらに2,3回は本試験と同じ構成の問題を解くようにしましょう。

 

同じ問題を繰り返すことで、試験中に答えが浮かび上がってくる!

大学入試の二次試験本番、数学の問題を解いているときのことでした。

見たことがあるような問題だけど、解けない問題がありました。

 

時間だけが過ぎていき焦り始めたとき、ふと手のひらを見ました。

センター試験終了後1日14時間勉強したことや試験の前々日に担任と握手をしたことが脳裏をよぎりました。

 

次の瞬間、解けなかった問題の解法が最後まで急に浮かび上がってきました。

無心で問題を解き、他の問題も解くことができました。

 

数学の後の化学・生物もその状態が続きました。

潜在意識に刻み込まれた記憶が、自然と湧き上がってくる感覚でした。

 

全ての試験終了後は全身が筋肉痛みたいになり疲れがどっと押し寄せました。

センター試験では渋い判定でしたが二次試験で逆転し合格できました。

 

同じ体験は国家公務員試験一般職試験(当時はⅡ種試験)でも起こりました。

数的推理・判断推理の問題で苦戦していましたが、急にスイッチが入ったかのように、問題を解くことができました。

 

なかなか覚えることができない。勉強が思うように進まず落ち込んでしまうことがあると思います。

 

何度も繰り返しテキストを読んだり、問題を解いていれば、一見忘れたと思っていても、潜在意識に記憶された情報が蘇ります。

努力したら潜在意識は必ず応えてくれます。

 

▼ コチラもご参考に

 

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