知ってしまった自分の面接評価と内定までの出来事|元採用担当者が語る国家公務員一般職試験

今回は、私が平成19年度の国家公務員Ⅱ種(行政近畿)に合格し、とある官庁に採用されるまでの実体験をまとめました。

 

採用から数年後、採用担当者になって判明した私が採用されるまでの衝撃の出来事とは・・・

↓ ↓

最終合格発表日の行動

最終合格発表日、8時55分にインターネットサイトを開いてスタンバイ。

8時59分30秒頃からF5を連打していました(笑)

 

朝9時、無事合格を確認しました。

 

採用面接は、これからが本番!!

早速、面接予約の電話をしました。



採用数の多い官庁に電話した結果

まずは、採用数が多い官庁に電話しました。

 

「後日コチラから電話しますので連絡先を教えてください」とだけ言われました。

この時点では面接の予約をとることができませんでした…

 

官庁訪問に一度も行ったことのない官庁から電話がかかってきた?

途方に暮れていると、突然、官庁訪問に一度も行ったことのない官庁から電話がかかってきました。

 

「翌日、採用面接を受けてみませんか」

お誘いの電話をいただいたのです。

 

「ここなら受かるんじゃね」

突然の電話に気分をよくなりました。

 

ウキウキで履歴書を書こうとするも、全く興味もなかった官庁だけに戸惑いました。

合同説明会のときに配布されたパンフレットを見つけ出し、志望動機をなんとかひねり出しました。

 

採用面接当日の様子は?

電話でお誘いをうけた翌日が面接日でした。

 

電話で案内されたとおり面接開始30分前に到着しました。

人事課を訪ねると入口付近に座っていた職員に個室へ案内されました。

 

個室で自己紹介シートを渡され記入するように言われました。

自己紹介シートを記入してしばらくすると案内してくれた職員が自己紹介シートを取りにきました。

 

それから数分後に面接室へ案内されました。

 

面接は履歴書や自己紹介シートに沿ったオーソドックスなものでした。

何よりも「ここなら受かるんじゃね」というスタンスで臨んだこともあって比較的スムーズに応答できたと思いました。

 

そして、その日の夕方に内定の電話をいただきました。

ためらうことなく、すぐに承諾しました。

 

内定後に面接お誘いの電話がかかってきた!?

内定をいただいた翌日、採用数が多い官庁から電話がありました。

 

最終合格発表日は予約できず落ち込んでいたのに。

今度は、内定いただいていたのでお断りしました。

 

なぜ、最終合格発表日は予約できなかったのか?

自分が採用担当者を経験すると官庁の事情が推察できました。

 

おそらく採用数の多い官庁は、すぐに面接をして内定を出しても、内定辞退されることが多々あったのでしょう。

面接の時期を他の官庁とずらすことで、面接したのに採用に結びつかないという徒労感を回避したかったと考えられます。

 

内定承諾書にサイン。入庁まで準備すること。

内定いただいた翌日、官庁に行き内定承諾書にサインをしました。

入庁にむけて、健康診断を受けたり、卒業証明・成績証明をとったりするように指示を受けました。

 

このとき初めて、子どもがいることをカミングアウトしました。

 

採用担当者になって知った私に内定が出されるまで

私が採用されてから5年が経ち、採用担当者になりました。

過去の採用面接の資料を見返したとき、衝撃の事実を知ることとなりました。

 

私の面接評価は?

私は、採用面接はスムーズに話ができ最高のパフォーマンスを発揮できたと思っていました。

 

私の面接評価のメモには、こう記されていました。

 

「緊張して固かったが、話し出すとまあまあおもしろい」

「若さがない」

 

面接官には、思いっきり緊張していたと思われていたようです。

それより「若さがないって」どういうこと( ;∀;)

 

面接評価よりも戦慄が走ったことは?

私に内定の電話をかける前に、二人に内定の電話をかけ内定辞退されていたようです。

面接評価メモは笑い話で済みますが「二人の辞退がなかったら…」と考えると戦慄が走りました。

 

二人様辞退いただき本当にありがとうございます<m(__)m>



 

採用する立場に

こんな私ですが採用から5年後、今度は採用する立場になりました。

次回から、いよいよ採用担当者の経験を守秘義務に配慮しつつお伝えします。

 

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