異常分娩だったことに気づかず慌てて保険金請求した話”まさかの3人目 妊娠(番外編)”
私の妻が第三子を出産し民間医療保険の保険金請求をしたときの体験談をまとめました。
妊娠39週目の経膣分娩での出産、入院も6日と一般的な日数でも医療保険の保険金(入院給付金)を受け取ることができました。
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出産から8か月が経ち、分娩明細書の「異常分娩」の文字に気づく
2018年6月に第三子が産まれました。
妊娠39週目の経膣分娩での出産、入院も6日と一般的な日数でした。
妻が加入していた民間医療保険の給付はないだろうと思っていました。
出産から8か月が経ち、所得税の確定申告書を作成しようとしたとき、産婦人科が発行した領収書・明細書を見返しました。
分娩明細書をみると「異常分娩」の文字があるのを発見しました。
「そういえば、夜中に陣痛が来ていったん入院したけれど産まれず退院したよな」
「出産前の検査に引っかかって、点滴を打っていたよな」
「異常分娩」の心当たりがいくつかありました。
もしかしたら医療保険を受け取ることができるかもしれない。
早速、医療保険を契約している保険会社に電話してみました。
入院代が健康保険の適用を受けているかが重要
「入院料が健康保険の適用対象となっているのであればお支払いできますよ」
保険会社の担当者に案内をうけました。
そこで産婦人科から発行された入院診療費請求書兼領収書を確認しました。
入院料等の保険適用欄をみると5月26日の入院分には1804点、6月6~11日の入院分には5368点と記載がありました。
つまり、健康保険が適用された出産・入院だったのです。
さらに入院診療費明細書を確認すると「急性期一般入院料7 一般病棟入院期間加算(14日以内)」という項目があり、5月26日の入院分は1日、6月6~11日の入院分は3日と記載がありました。
また、6月6~11日の入院分は、「診療区分 給付外」に「産科自費入院料」という項目があり3日と記載がありました。
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健康保険が適用されていることを伝えると・・
「妻の入院・出産は健康保険が適用されていること」を医療保険会社の担当者に伝えました。
すると「5月26日の入院は1日分、6月6~11日の入院は3日分をお支払いできると思います」と案内されました。
「保険金の請求書類一式を郵送します」
「請求書に病名を記載するので、診断書をご準備いただくかもしれません」
今後の保険金請求の流れについて説明されました。
医師の診断書は必要か?
いったん電話のやりとりを終えましたが、30分後に電話がかかってきました。
「今回はお支払いできる保険金額が多くないため、医師の診断書は省略します。」
「入院の原因となった病名を確認してください」
請求書に病名を記載すればよく、医師の診断書の提出は必要なくなりました。
医師の診断書は発行してもらうと最大で1万円かかるので提出省略できてラッキーでした。
医療保険の保険金請求の必要書類が到着
保険会社に電話連絡してから3日後
医療保険の保険金請求の次の必要書類一式が郵送されました。
- 保険金請求の御案内
- 疾病入院保険金請求書
- 入院状況報告書
- 同意書
- 返信用封筒
必要書類のうち「疾病入院保険金請求書」「入院状況報告書」「同意書」は各2部ずつ封入されていました。
「5月26日と6月6~11日の入院で病名が異なる場合は、2件分提出してください。」
付せんにメモが書かれていました。
各必要書類に記入するためには、まずは産婦人科に病名を確認しなければいけません。
そこで、出産以来久々に産婦人科に行きました。
産婦人科に病名を確認に行く
確定申告の繁忙期で仕事を休むことができなかったので、産婦人科に行ったのは書類が郵送されてから1か月後のことでした。
朝9時の開院時間にあわせて産婦人科に行きました。
スーツ姿のおっさんが一人、産婦人科の窓口に赴きました。
5月26日と6月6~11日の入院診療費請求書兼領収書のコピーを持っていきました。
「保険請求したいので余白にそれぞれ入院の原因となった病名を記入してもらえますか?」
窓口の方にお願いしました。
保険請求するのに診断書はいらないの?
「保険請求するんだったら診断書を発行しなくても大丈夫ですか?」
少しキョトンとした後に言われました。
「保険会社から診断書の発行は必要ないと言われたので、余白に病名を書いていただければ大丈夫です。」
そう伝えました。
「担当医に確認しますのでしばらくお待ちください」
10分くらい肩身の狭い思いをして待合室で座っていました。
ようやく窓口に呼ばれました。
入院診療費請求書兼領収書のコピーの余白に病名が記入されていました。
5月26日は「B群連鎖球菌感染症」
6月6~11日は「B群連鎖球菌感染症および妊娠高血圧症候群」
窓口で御礼を言って産婦人科を出ました。
病名を書いてもらうだけだったので無料でした。
診断書の発行をお願いした場合は1通5,000円+消費税だったので、余計な出費が発生せずに助かりました。
家に戻り、早速、保険請求の必要書類を書くことにしました。
▼ 続きは・・