私たちが経験したことは全て潜在意識に刻み込まれ、決断や思考に影響を及ぼすといわれています。
夢は私たちの潜在意識を映し出す鏡で潜在意識が具体化したものです。
夢のメッセージを読み解くことで、生きるヒントを与えてくれるでしょう。
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夢の内容
誰もいない銭湯で、すぐに辞めてしまった会社の社長に会った。
銭湯を出て、声をかけた。
夢のキーワード
銭湯
洗浄。悩みを排除したい。新しい自分への願望。
すぐに辞めてしまった会社の社長=苦手な人
コンプレックス。後ろめたさ。
声をかける
自己の感情・信念。
2週間も耐えられず、辞めてしまった会社
この夢で出会った「すぐに辞めてしまった会社の社長」は、社会保険労務士事務所の社長です。
国家公務員を退職して社会保険労務士事務所に転職しましたが、転職前に蓄積されていた精神的な疲労と理想と現実のギャップに押しつぶされ、2週間を耐えられず退職しました。
私を一人前に育てたいと思っていたのでしょう。入社前から課題を与えられ、入社直後からクライアントの会社に同行させてもらい、かなりの仕事を割り振られました。
しかし私は期待に応えることができず突然「辞めたい」と申し出ることとなり、激怒されてしまい、その後、一度も会っていません。
会いたくない、避けたい人であり、苦手な人と言って間違いありません。
社会保険労務士への想い
その後、紆余曲折を経て、税理士事務所に就職し、丸6年が経とうとしています。
多くのクライアントを担当させていただき、税務・会計に限らず、時には社会保険労務士のテリトリーに関する案件についても相談もされます。
しかし、税理士事務所の職員という身分では、社会保険労務士のテリトリーに関する案件を扱うことは、大きな制限があります。
開業社会保険労務士の登録申請を行い認められれば、もっとクライアントに喜んでもらえるかもしれないし、自分自身の可能性を拡げることができる。
年々、社会保険労務士への想いは強くなっています。
社会保険労務士登録のケジメ
突然、私が「辞めたい」と伝え、社長に激怒されながら「オレが教えたこと他所でやったら許さんからな!」と言われたことが心に残っています。
仮に社会保険労務士登録したとしても、税理士事務所のクライアントを対象に、手続業務をメインに活動していくことになるため、社長独自の教えを実践することはありません。
しかし、同じ地域で、社会保険労務士として活動するのであれば、一声かけることがケジメではないかと思います。
夢のお告げを紐解く
誰もいない銭湯で、すぐに辞めてしまった会社の社長に会った。
銭湯を出て、声をかけた。
この夢のキーワードである「銭湯」「苦手な人」「声をかける」を分析すると、私の社会保険労務士への想い・葛藤が浮かび上がってきます。
「社会保険労務士に登録し活動する」という新しい自分への願望を抱いているものの、過去の出来事に対する後ろめたさ、避けては通ることのできない人の存在が重しになっていると考えられます。
苦手な人に会って話をする夢は、近々、本当にその人に会って話をする準備をしているとも言われています。
夢の中では、社長から「開業するのはいいけどお客さんはいるのか?」と質問されたことに対し「税理士事務所のクライアントがいるので大丈夫です」と答えていました。
実際に会った場合も、おそらく、そのように答えると思います。
一歩踏み出すのは勇気のいることですが、せっかく夢のお告げがあったので前進したいです。
まずは、自分の想いを身の周りの人に語ってみます。