私は2007年の近畿地区の国家公務員一般職試験(当時のⅡ種試験)に合格し、同年10月から出先機関で働くことになりました。
2016年3月に自己都合退職するまでの8年半の公務員生活を記事にまとめました。
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計画的に休める部署
人事課はこれまでの3部署に比べて締切厳守の業務が多い部署でした。
ほとんどの業務がルーティンワークであり、内部管理部門であるため来庁者もほとんどいません。
年単位でも月単位でも業務の繁忙度合がハッキリしていたため、計画的に年次有給休暇を取得することができました。
ちょうど長男が幼稚園に入園する年でしたが、入園式・音楽発表会・劇発表会ほとんどの行事に出席することができました。
子どもが体調不良になっても
また、育児のための休暇制度が整備されてきた時期でした。
年次有給休暇とは別に「子の看護休暇」を取得できました。
子の看護休暇とは?
子の看護休暇とは、入学校入学までの子どもの通院、自宅療養、定期健診に付き添うことを目的に取得できる特別休暇です。
小学校入学までの子どもが1人の場合、1年に5日。
小学校入学までの子どもが2人以上の場合、1年に10日。
以上の日数を1日または時間単位で取得できます。
もちろん有給です。
小さな子どもがいる子育て世代にはありがたい制度
幼稚園に入園すると定期的に風邪をひきます。
そんなとき役に立つのが「子の看護休暇」です。
私が長男を病院に連れて行き、妻と1歳の長女は家でお留守番です。
この体制であれば、風邪感染の連鎖を食い止めることができます。
子どもが2人以上いる子育て世代にとってはありがたい制度です。
子どもが1人であっても共働き世帯にはもっとありがたい制度だと思います。
もちろん休暇を取得しやすい職場でなければ、ありがたい制度があっても活用できません。
私の場合、業務の締切さえ守れば割と自由の利いた部署で「制度を活用しなさい」と啓発する人事課にいたため、フル活用できました。
かなり恵まれていたと思います。
子の看護休暇の取得方法
建前上は、休暇取得前に、特別休暇簿に「休暇取得の日時と時間」「休暇取得の理由(=子の看護のため)」と記載し押印して、課長や部長に休暇承認(印鑑)をもらいます。
休暇簿は事前に書きましたが、印鑑は1ヵ月まとめてもらっていました。
実務上は、上司に「子どもを病院に連れていくので〇時間休ませてもらっていいですか」と口頭でお願いします。
もし朝一で病院に連れていく場合は、上司が出勤する時間に電話連絡して、休暇簿は出勤してから記入しました。
取得理由も「子の看護のため」とアバウトでよいですが、だからこそマナーは守って取得しなければなりません。
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