私は2007年の近畿地区の国家公務員一般職試験(当時のⅡ種試験)に合格し、同年10月から出先機関で働くことになりました。
2016年3月に自己都合退職するまでの公務員生活を記事にまとめました。
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どこにでもいる普通の公務員
私は仕事がバリバリできるキャリア官僚ではありませんでした。
普通の能力をもった普通の公務員でした。
公務員を目指す方が、公務員として働くイメージする参考になればと思います。
最終合格・採用面接
最終合格・採用面接については、下の記事をご覧ください。
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入庁準備のために呼び出し
私は、内定の電話を受けた翌日、再び電話をもらいました。
「入庁にむけて準備してほしいものがあるから、一度きてもらえませんか?」
コンビニアルバイトのシフトを調整し、指定された日に庁舎に向かいました。
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既卒者の入庁日は?
庁舎に到着すると、早速、人事課で打ち合わせをしました。
ここではじめて、入庁日が1か月後の10月1日であることを告げられました。
コンビニで週4,5日働き可愛がってもらっていたので正直戸惑いました。
経歴、家族や住居の状況を尋ねられる理由は?
打ち合わせでは、私の経歴、家族や住居の状況を尋ねられました。
初任給、諸手当などの給与計算や人事処理を行うためです。
私の経歴
- 春に大学を卒業したこと。
- 現在は大学2年4月から続けているコンビニアルバイトをしている。
以上を伝えました。
私の家族構成は・・・
続いて私の家族構成を話すことになりました。
面接のときに用意した履歴書には家族構成を書く欄はなく、面接でも聞かれることはなかったので、このとき初めて話すことになります。
「妻と7月に産まれた子どもがいます」
私がもったいぶりながら話すと、
「えーー!噓でしょ!?」
驚きを隠すことはできなかったようです。
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住居の状況
- 賃貸マンション(家賃8万)に住んでいること。
- 賃借人(契約名義)は妻であること。
マンションの契約当初、私はフリーターで妻は派遣社員をしていました。
契約時点で契約名義は妻でなければ無理でした・・・
私が入庁前にやるべきことは?
コンビニアルバイトを辞める
3年以上働き、妻とも出会ったコンビニ。
オーナー・店長にもかわいがってもらいました。
「10月1日に就職することになったので9月いっぱいで辞めます」
少し残念そうな顔で「おめでとう」と祝福してくれたことが印象的でした。
結局、入庁の前日まで働きました。
健康診断を受診する
職員が採用されると「採用時の健康診断」を受診させる義務が人事院規則により定められています。
健康診断結果を提出した場合はこの限りではない。という例外を認めています。
新入社員のために健康診断をセッティングするのは予算的にも日程的にも難しいです。
入庁前に健康診断を受診してもらい結果を提出してもらうことになっていました。
私は近所の病院で健康診断を受けました。
一般的な健康診断で3000円程度だったと思います。
健康診断料は全額自己負担でした。
就職までの時間を楽しむ
公務員試験の勉強、アルバイトで忙しくしていたので、大学卒業旅行はもちろん卒業式も出席できませんでした。
大学のゼミ仲間はそんな私を不憫に思い、USJに誘ってくれました。
妻と息子は里帰り中だったので、1日たっぷり楽しみました。
ささやかな卒業・就職祝いとなりました。
皆さんは就職までの時間をたっぷり楽しんで下さいね(^^♪
マンションの契約名義を変更する
契約名義が妻のままだと住居手当を受給できないので、不動産会社に連絡し、契約名義を変更してもらいました。
私が入社前に準備した書類は?
初任給決定に必要な書類
- 大学の卒業証明書
- 大学の成績証明書(たぶん不要)
- コンビニの勤務証明書(結果的に不要)
扶養手当(児童手当) 受給に必要な書類
- 住民票の写し
住居手当 受給に必要な書類
- マンションの賃貸借契約書(契約名義変更済のもの)
- 家賃を振り込んだときの振込明細書
その他
- 健康診断の結果
- 給与の振込口座のコピー
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