国家公務員一般職の採用試験 元採用担当者が採用活動の経験談を語ります。
採用担当者となり3年目を迎えました。
昨年の成功を活かし、平成26年度もよりよい採用活動をしたいと気合を入れました。
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一次試験(筆記試験)試験監督の舞台裏
採用担当者3年目も一次試験(筆記試験)の試験監督の派遣要請を請けました。
一次試験(筆記試験)の試験監督は、その年採用を予定している官庁から派遣されます。
派遣要請がかかると試験2~3週前に、打ち合わせ会議に出席する必要がありました。
打ち合わせ会議と言っても、人事院が作成する試験監督マニュアルの読み合わせ程度です。
試験監督のリハーサルなどなく試験当日を迎えます。
試験開始直後は戸惑いながらやっています。
特に受験者数の多い大部屋の担当になると、開始直後は焦ります。
試験中は、試験問題を見ることも禁止されていて正直暇です。
なので筆記用具が落ちたら手を挙げてもらえば、すぐに拾いにいきます。
試験中、トイレにいくことがあると思いますが、回数と時間はチェックするように言われました。
回数がやたら多く、気になる人もいました。
受験者の動向には常に目は光らせています(笑)
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採用担当者 3年目
平成26年度の当初採用予定者数も1名でした。
昨年、業務説明会(官庁訪問)・採用面接の申込者数が急増し結果を出すことができたので、大きく変更することはしませんでした。
合同説明会・業務説明会(官庁訪問)の状況
昨年はたくさんの方に申し込みがあったので合同説明会で「穴場です」とは言えませんでした(笑)
他官庁で厳しい状況になった方でも訪問しやすいように、開催期間を後ろにずらすなど工夫しました。
平成25年度ほど訪問者数は伸びませんでしたが、リピーター率は高かったです。
採用面接の状況
面接予定枠は8名でしたが12名の申し込みがありました。
面接希望者全員と面接することはできませんでした。
業務説明会(官庁訪問)に3回訪れ、熱心に質問してくれた方に内定を出すことになりました。
業務説明会(官庁訪問)で何を質問すればよいか?
私は、パンフレットに書かれてある内容を読んで、当たり障りのない質問をすればよいと考えます。
あまり突っ込んだマニアックな質問はしない方がよいと思います。
採用担当者も官庁全ての部署を経験しているわけではありません。
もちろん事前にある程度は説明できるように勉強はしますが、配属されたことのない部署は詳しく説明できません。
マニアックな質問をされたときは、正直困ってしまいました。
採用担当者に挫折感を与えないような、答えていて楽しくなるような質問を準備しておきましょう。
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