私が働く職場では朝礼で「職場の教養」を輪読して、当番が感想を述べています。
4週間のうち1週間、当番の週になると月曜日から金曜日まで連続して感想を述べないといけません。
私は「職場の教養」の感想を述べるのが苦手でとても緊張します。
そして、眠りが浅くなったり、声が出にくくなったりします。
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「職場の教養」の感想を述べる終わるまでの私の様子
感想当番の前夜は睡眠の質が悪くなります。
眠りにつくまでに感想をある程度考えておき、目を閉じると内容を頭の中で何度も繰り返すことが原因です。
日曜の晩が最も寝つきが悪く、睡眠中に何度か目が覚めます。
月・火・水・木と次第に慣れてきて睡眠の質は改善されますが、頭が真っ白になるなど感想中にしくじると、その日の晩は睡眠の質が悪くなります。
朝起きて、朝食を食べたり、掃除をしたりする間も、考えた感想を頭の中で何度も繰り返し、出社します。
もちろん、自動車での通勤中も、頭の中で何度も感想を繰り返します。
出社し、朝礼が2~3分前からドキドキしはじめますが、朝礼が始まり社長のあいさつ中はいったん落ち着きます。
社長のあいさつが終わると、あいさつ実習をしますが、少しずつ緊張が始まります。
社長のあいさつ、あいさつ実習中も事前に考えていた内容を頭の中で繰り返します。
司会が「職場の教養」当番である私の名前を呼ぶと、皆の前に立ち一礼します。
まず、感想当番が日にち、題名、最初の一文を読みます。
ここでは緊張することなく、スラスラ読んでいきます。
その後、当番以外の人が一文ないしは二文ずつ読んでいきます。
他の人が読んでいる間は、何度か深く呼吸をして気持ちを落ち付かせ、感想を頭で繰り返し、特に感想の出だしを忘れないようにします。このとき、喉に違和感を感じ、咳ばらいをします。
全文を読み終えた後、感想を述べます。感想を述べ始めると、次第に声が出にくくなります。
息継ぎもあまりできないので酸素不足になる前に感想を終えるようにします。
内容を忘れると、頭が真っ白になってしまい、沈黙が非常につらいです。
最後に「今日の心がけを唱和しましょう、今日の心がけ」と声をかけて、全員で今日の心がけを読み上げます。
朝礼が終わると、すぐに次の日の感想のことで頭の中がいっぱいになり、仕事の合間に、予習をして感想を考えます。
感想当番になると、毎日のように、喉の違和感、咳払い、声が出にくくなる、普通に呼吸ができないといった身体症状が発生します。
「声が出にくい」症状の発生は、公務員試験まで遡る
「職場の教養」の感想当番になると「声が出にくい」状況をリアルに再現してきましたが、私が「声が出にくい」身体症状が発生したのは、公務員試験に挑戦していた時代まで遡ります。
大学4回生時は公務員試験に全滅してしまい、公務員浪人時代に「声がでにくい」身体症状に悩まされていました。
風邪でもひいたかなと思っていましたが、風邪薬を飲んでも一向に症状が改善しませんでした。
最も症状がひどいときは絞り出すように声を出していました。
6月中旬から下旬の国家公務員大卒程度一般職試験(当時のⅡ種試験)、政令指定都市の一次試験の時期で、自分の中で勝負をかけていた試験でした。
その後の面接も「声が出にくい」症状をなんとか誤魔化しながら受け答えをしていました。
そして内定をいただくと「声が出にくい」症状は、ピタッとなくなりました。
「声が出にくい」原因は・・
本を読んでいく中で「声が出にくい」身体症状は、精神的ストレスによる自律神経の乱れが原因であることを知りました。
私は大学では心理学を専攻していたので、精神的ストレスが心身の不調を引き起こすことは知っていましたが、まさか自分がそうなるとは、当時全く思ってもいませんでした。
それを知ったところで「職場の教養」の感想当番に精神的ストレスを感じなくさせることはできません。
精神的ストレスを感じ自律神経が乱れている自分を認識し、受け容れること。
喉に違和感を感じることも、咳ばらいをすることも、声が出にくくなることも、とりあえず仕方がないことと受け容れること。
まずは受け容れることからはじめてみようと思います。
こうやってブログの記事することで自分の状況を認識できましたし、ツイッターで感想をつぶやく(文字にする)と、記憶に残りやすくなっている気がするので、活用していきたいと思います。
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