私は2007年の近畿地区の国家公務員一般職試験(当時のⅡ種試験)に合格し、同年10月から出先機関で働くことになりました。
2016年3月に自己都合退職するまでの8年半の公務員生活を記事にまとめました。
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退職届を書くように言われる
3月3週目、デスクで仕事をしていると人事課長に声をかけられました。
正式に退職届を提出してもらいたい。
昨夏、総務部長・人事課長に対し口頭で退職の意思表示をしました。
その意思表示をうけて1名追加の新規採用も行いましたし、1月終わりに渡された4月1日付「人事異動(案)」には私が退職することが盛り込まれていました。
それでも、保存書類としてきちんと退職届が必要になります。
便せんを購入
人事課長に言われた日、すぐには退職届を提出しませんでした。
仕事帰りに退職届を書くための便せんを購入しました。
自宅に帰ってから退職届に記載する文面を考えました。
退職届の内容
退職届はシンプルで事務的な内容です。
退職届
私こと
このたび、一身上の都合により平成二六年三月三一日をもって
退職いたします。
平成二六年三月一五日
総務部 人事課
〇〇 印
〇〇省 〇〇
〇〇長 〇〇 殿
実際の退職届は縦書きで、私の氏名、組織の印鑑届に登録している印鑑、組織名・組織長の役職と氏名を記入しました。
退職届を作成し提出
内容が決まったので自宅で普段使っているボールペンで退職届を作成しました。
もう気持ちの整理はついていたので退職届を書くときに特別な感情はわきませんでした。
淡々と決まった内容を記入していきました。
翌朝、作成した退職届、退職届と書いた封筒を職場に持っていきました。
出勤簿に印鑑を押すタイミングで退職届にも押印しました。
封筒に退職届を入れて直属の上司でもある人事課長に提出しました。
提出したのは退職日3月31日の半月前のことでした。
「たしかに受け取りました。分かっていたことだけど何だか寂しいね」
人事課長に言われました。
退職届を記入するときは何も感じませんでしたが、人事課長にそう言われると、私も寂しい思いがしました。
いよいよ、職場と別れを告げなければならない日が迫ってきているのだ。急に実感がわいてきました。
退職届の作法
退職届はボールペンで記入すればよく、遅くとも退職日の二週間前までに直属の上司に提出するのが正解だそうです。
私は退職届の文面以外は深く考えていませんでしたが、とりあえず間違えてはいなかったようです。
なお、私は事前に退職の意思表示を行っていたことと役職が係長層であったことから「退職届」で問題なかったようですが、「退職願」でなければならない場合もあります。
「退職届」は退職が認められた後にその認められた内容について提出する書類
「退職願」は退職の意思表示をしてこれから認めてもらう書類
全く意味合いが変わってくるようです。
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