2022年4月30日、PCR検査をうけて新型コロナウイルス感染症、陽性の検査結果が出ました。
感染から療養解除となるまでの出来事を記事にまとめました。
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待ちに待った10連休がやってきたが38℃超えの発熱
私は5月2日、6日に年次有給休暇を取得することができたため、4月29日から5月8日まで10連休となりました。
税理士事務所で働く私にとって最繁忙期である確定申告時期は3月で終わりましたが、その後も事業復活支援金申請、4月決算法人の決算業務、毎月の会社訪問と4月も忙しく過ごしていました。
今回の10連休を迎えるのが本当に楽しみでした。そして4月28日の勤務を終えて家に帰るとどっと疲れが出たのか、毎週末楽しみにしている晩酌もせず、眠ってしまいました。
すぐに眠りについたものの、夜中に雨の音で目が覚めてしまい、悪夢にうなされて、睡眠の質はよくありませんした。
何度も目が覚めながら4月29日の朝を迎えました。睡眠時間は確保したのにだるいし、身体を熱っぽい。
体温を測ると38℃ありました。私の普段の平熱は36℃前後なので明らかに高いです。
この時点ではコロナ感染したと全く頭にありませんでした。
仕事が一区切りついたり、移住前であれば実家に帰省したり、そのたびに熱が上がっていたからです。疲れがたまって38℃台の熱が出るということが何度もあったのです。
1日ゆっくりすれば、元に戻っているだろう。午後からずっと寝ていました。
しかし寝ても熱は下がらないし、それどころか自分では何十年も見たことがない39.3℃になってしまいました。しかも、肋骨や後頭部を中心に、全身が痛くなり、のたうち回っていました。
たまらず、解熱剤を飲んで熱や痛みを和らげました。
4月30日の朝、体温を測ると38.3℃でした。
1日ゆっくりしても熱が下がらなかったので、朝一で発熱外来を受診することにしました。
PCR検査の検査結果が出るまで
発熱外来の受付開始時間は9時でしたが8時45分に到着しました。既に3名先客がいました。
車の中で待機して検査も診察もうけることになっていました。
9時を待たず鼻に綿棒を突っ込まれPCR検査をしましたが、検査結果は医者の診察がはじまる9時半以降と言われました。
昨日ゆっくり休めたこともあってか、解熱剤の効果もあってか、周りを見渡す余裕がありました。
小さな子ども連れてくるお父様お母様、高齢者施設のワゴン、クレームばかり言っている軽トラのおっさん、いろいろな人が目にとまりました。
そして待つこと到着してちょうど1時間、先生が私の車に近寄ってきました。
この時点でも「結果は陰性、自律神経の不調による発熱」と思っていました。
検査結果の紙を渡され、開口一番に「陽性です、ご家族と連絡をとって直ちに検査をうけさせてください」と言われました。
全く予想していなかったので受け入れることができませんでした。何度も検査結果をみましたが、そこには陽性と書かれていました。
先生の診察が終わった後、看護師さんが薬をもってきました。中身は解熱剤が9錠入っていました。
「今後のことは保健所から電話がありますので指示に従ってください」と言われました。
家族全員PCR検査
家族に連絡をとり、発熱外来の会場にきてもらいました。
全員PCR検査をしましたが、この時点では全員陰性でした。
保健所からの電話
9時45分に陽性の検査結果をうけてから5時間30分後の15時15分に管轄の保健所から電話がありました。
聞き取り項目
次のことを聞き取りされました。
- 名前
- 生年月日
- 基礎疾患の有無 花粉症の治療をしていると答えたら基礎疾患にはあたらないとのことでした。
- 喫煙の有無
- 介護を必要とするか
- ワクチンの接種状況
- 症状が出た日と経過 4月28日にだるさを感じ、4月29日に熱を測ったら38℃を超えていた。と答えました。
- 家族構成と家族の健康状態(感染状況)現在のところ全員陰性
- 勤務先名 具体的な勤務先名まで答えなければいけないのかと戸惑いました。
- 仕事の内容
- 感染の2、3日前の行動から感染原因 銀行のATMを利用したりコンビニのコピー機を使ったことを伝えましたが「感染経路不明」ということになりました。
- ホテル療養希望の有無 3歳の子どもがいるので感染させないためにホテル療養を推奨されたので、とりあえず希望しました。ホテル療養の準備ができ次第、別の組織から電話があると言われました。
- 生活物資希望の有無 この時点では希望しませんでした。
感染者の療養期間、濃厚接触者の待期期間
私の療養期間は「4月28日から5月8日」の11日間。発熱を確認した日ではなく、だるいと感じた日を発症日として計算しました。
濃厚接触者である同居家族の待期期間が「4月29日から5月6日」の8日間。発症日(4月28日)または隔離等の感染症対策ととった日(4月29日)のいずれか遅い日を初日として計算しました。
発症までの間にあった人に連絡を
発症2日前から本日までにあった人に、私から連絡するように言われました。
ただし濃厚接触者には該当せず、できる限り、外出を控えてもらうようにお願いするレベルでした。
最後に日中・夜間の連絡先を伝えられ、何か困ったことがあったら、電話するように言われました。
ホテル療養の連絡
ホテル療養の電話連絡があったのは、保健所から連絡があった翌日の5月1日の11時頃でした。
「感染者が多く、すぐに連絡がくるとは限らない」と言われていたので、あまりの速さに驚きました。
5月1日には解熱剤を服用しなくても熱が36℃台まで下がっていましたし、頭や身体の痛みも落ち着いていました。また、家庭内で他の感染者が出る可能性が十分にあり、妻の負担が大きくなると申し訳ないので、宿泊療養は辞退しました。
新たな感染者の発生
5月2日に中学生の娘・息子が38℃を超える発熱があり、5月2日にPCR検査を実施したところ陽性の結果が出ました。
娘・息子に対し保健所から電話がありました。
聞き取り項目は同様でしたが学校・学年・学級・部活動について聞かれました。
新たな感染者が発生した場合の濃厚接触者の待期期間、既に療養している者の療養期間
家庭内で新たな感染者が発生したので、感染者の療養期間、濃厚接触者の待期期間が再計算されることになりました。
- 感染者(娘・息子)の療養期間「5月2日から5月12日」の11日間
- 濃厚接触者(妻・3歳の子)の待期期間「5月2日から5月9日」の8日間
- 既に療養している者(私)の療養期間「4月28日から5月8日」の11日間
濃厚接触者は、感染者と隔離措置をとった日なので5月2日を初日に再計算されました。
既に療養している私は、5月8日の療養期間を終えれば、濃厚接触者扱いにはならないので、5月9日より制限解除となるようです。
救援物資を希望
いつ家庭内に新たに感染者が出てもおかしくなく、飲食料品が不足する可能性があったので、娘・息子に対する電話がかかってきたときに、救援物資を希望しました。
2日後の5月4日、私・娘・息子の3人分の救援物資が届きました。
療養期間の最終日の前日
5月7日、感染推定日4月28日から10日目、PCR検査「陽性」から8日目、当初の療養期間の最終日の5月8日の前日、午前11時半頃、保健所から経過観察の電話がかかってきました。
経過観察の内容
- 本日の体温
- 前日・前々日の体温
- 解熱剤の使用状況
- 息苦しさはないか
- 体温は5月2日から36℃台で平熱
- 解熱剤は5月1日から使用していない
- 息苦しさはないが、痰がからんだ咳が出る
と回答しました。
「明日、経過観察の電話をして、問題なければ、電話を切った時点で療養終了する」と言われました。
「電話はかける時間の希望はあるか?」聞かれましたが「特にない」と答えました。
療養期間の最終日
5月8日、感染推定日4月28日から11日目、PCR検査「陽性」から9日目、午前9時頃、保健所から経過観察の電話がかかってきました。
- 当日の体温
- 解熱剤の使用の有無
- 前日に話した痰がからんだ咳の状況
「この電話をもって経過観察を終了します。電話が切れたら療養終了となりますので普段通り生活して下さい。お疲れさまでした。」
電話が切れて、療養期間が終了となりました。