組織初の試みエクセル研修、人事評価・昇給・勤勉手当の成績率への影響|国家公務員キャリアガイド
私は2007年の近畿地区の国家公務員一般職試験(当時のⅡ種試験)に合格し、同年10月から出先機関で働くことになりました。
2016年3月に自己都合退職するまでの8年半の公務員生活を記事にまとめました。
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研修会場の設営
研修開始一時間前、研修会場の設営をしました。
まずは私のパソコン画面をテレビに映せているか確認しました。
次に机と椅子、大量の延長コードを設置していきました。
最後にパソコン上に見られたらまずいファイルがないか確認し一時避難させました。
人事課員のパソコンは個人情報がいっぱいですので、他人の目に触れる時は注意しなければいけません。
台本に沿った研修
研修開始時刻、事前申込のあった職員全員が席に着いたのを確認し研修をはじめました。
事前に準備した台本にそって研修を進めていきました。
一つ一つの操作を全員ができているか確認しました。
実際に操作してもらう研修だったので、話すスピードが速くなることもなく、予定時刻通りに終了しました。
フィードバックをうける
今回の研修は、研修を受講する職員のスキルアップはもちろんのこと、研修講師のスキルアップも目的としていました。
受講者一人一人からよかったところ、改善すべきところなどのフィードバックを受けました。
また「こんなことを知りたい」といった要望もありました。
第1回のフィードバックをうけて、11月に第2回を開催しました。
第1回同様にエクセル本を読んで研修のネタを考え、オリジナル資料も作成しました。
イントラネットに研修資料を掲載
研修に参加できなかった職員のために、イントラネットに2回分の研修資料と操作用のエクセルデータを掲載しました。
私の退職後に入庁した職員が、少し時間に余裕があるときに学んでくれていたら嬉しい限りです。
いい経験にはなりましたが肝心の評価は?
研修講師はとてもいい経験になりました。
全く知識のない人にパソコン操作を教えるということは、現在、税理士事務所の仕事にも活かされています。
エクセルのスキルアップ研修は今まで誰もやったことのない挑戦で、総務部長や人事課長も口頭では評価してくれました。
しかし、勤勉手当の成績評定や定期昇給の評定に反映されることはありませんでした。
職員のスキルアップを組織全体で取り組んでいくという目的を実行に移したわけなので、半期の評価によって決定される勤勉手当の成績評定は考慮してほしかったというのが正直な気持ちです。
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