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当選者・落選者の票の流れの違いとは?|開票立会人の体験談

選挙カーに乗ってみた、開票立会人

選挙カーの運転手、候補者の影武者、開票立会人・・・

 

今まで全く選挙に関心のなかった私が、とある選挙に関わったときの体験談をまとめました。

 

私の貴重な人生経験をシェアしたいと思います。

 

開票所から選挙事務所に帰る

午後10時45分、全ての開票作業が終わりました。

次の日は朝から仕事でしたがそのまま自宅に帰るわけにもいかず選挙事務所に帰りました。

 

開票所に出発するときは賑やかだった選挙事務所。

帰ると、ほとんど人は引き上げ寂しいことになっていました。

 

残念な結果に終わりました。

 

開票立会人をして感じた票の流れ

私が負けを確信したのは8時30分に開票作業から40分後の9時10分頃のことでした。

他の候補者に比べ、投票用紙200枚の束がやってくるスピードが明らかに遅れてしまいました。

 

9時30分の中間発表(10分前の9時20分頃の数字)で既に倍近く離されていました。

それからも巻き返すことなく最終的に2.5~3倍の差をつけられてしまいました。

 

そのため開票作業の動きを冷静に見つめていました。

 

落選した候補者が一時トップに

落選した候補者も、横並びだった中間発表の後、一時他の候補者を引き離しトップに躍り出るシーンもありました。

 

地域によって得票数に大きな偏りがあり、支持の厚い地域の投票用紙が読取分類機に投入されるタイミングが中間発表直後だったと考えられます。

 

トップ当選した候補者は最後にグッと伸びた

トップ当選した候補者は、満遍なく投票用紙の束がやってきました。

開票終盤で他の候補者が伸びあぐねる中、グッと得票数を伸ばしました。

 

終盤に回ってくる投票用紙は期日前投票の分と言われ、選挙期間中にまとまった組織票を得ていたものと考えられます。

 

途中の開票状況や最終結果をみると接戦だなと思っていましたが、午後8時の投票時間終了直後にトップ当選した候補者の当確が開票速報で流れていたようです。

 

午後8時と言えば開票所に入場すらしていない時間だったのに、当確が出るなんて、組織票と掴んでいたと考えられます。

 

開票作業に関する数字

 

 

 

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