人生を変えるきっかけとなった研修ワーク「人生の目標を紙に書いてみよう」|国家公務員 キャリアガイド
私は2007年の近畿地区の国家公務員一般職試験(当時のⅡ種試験)に合格し、同年10月から出先機関で働くことになりました。
2016年3月に自己都合退職するまでの8年半の公務員生活を記事にまとめました。
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宿泊研修から逃げ回っていた私
私は「子どもが小さくて妻が大変だから」という理由で、宿泊研修はお断りしてきました。
そのため、係員時代に消化しておくべき研修数に達していませんでした。
人事課長補佐の猛プッシュもあり、妻の了承をなんとか得て4泊5日の宿泊研修を受講することになりました。
研修のカリキュラム
研修施設のある関東に出張しました。
研修対象者は入庁3、4年が経った中堅係員クラスの職員で40名ほど参加していました。
コミュニケーションやタイムマネジメントスキルの向上、目標を立てて行動に移そうといった自己啓発系の研修内容でした。
- 人事係異動直後、業務を回していくため必死に参加した給与計算システムの業務研修
- グループディスカッションを行い政策提言のような発表した入庁2年目の人間が参加するのは明らかに場違いな研修
過去参加した2回の研修と違い、同年代の仲間と親睦を深めることがメインのふんわりとした研修でした。
クイズ形式の自己紹介
研修がはじまるとグループを作って自己紹介をすることになりました。
研修講師が「普通に自己紹介してもつまらないから3択クイズにしてください。3択のうち2つが本当で1つがウソ。ウソを当てるゲームです」と指示が出されました。
私の自己紹介3択クイズ
1.昨日、宅建を受検した。
2.昨日、菊花賞を的中した。
3.子どもが2人いる。
ウソは「2.昨日、菊花賞を的中した」
研修をうけた2013年の菊花賞はエピファネイアという圧倒的1番人気が勝利したレースでしたが見事に外しました。
クイズが終わったら3択の解説しながら自己紹介をすることでお互いを知ることができました。
グループ内に競馬好きはいませんでしたが、グループワークが終わった後に数名食いついてきて、研修期間中、競馬談義をすることがありました。
人生の目標を紙に書いてみよう
研修の中で最も印象に残っているのが「あなたの人生の目標を紙に書き出してみよう」というワークでした。
この研修を受講する前から自己啓発本の読書にハマっていて「目標を紙に書く」ということは度々目にしていましたが実行には移せていませんでした。
研修課題として強制的に実行する機会に巡り合ったのです。
2013年10月に紙に書き出した目標が果たしてどれだけ達成できたのか?
振り返ってみました。
仕事
- 2015年9月 転職活動をはじめる
- 2016年3月 退職
- 2016年4月 社労士事務所に就職、起業の事業計画を策定
- 2018年4月 起業
2015年夏に転職活動をはじめ11月に候補を絞り込み12月に面接・内定をもらいました。
2016年3月国家公務員を退職し4月に社労士事務所に就職しました。
ここまでは紙に書いた目標通りでした。
しかし、社労士事務所に就職するも10日足らずで退職。
もちろん、起業の事業計画策定どころではありません。
2020年も終わりますが、起業はしておらず税理士事務所で勤務しています。
もう独立する気はありませんが、税理士事務所で働きながら社労士登録し副業レベルで起業することは不可能ではない状況です。
経済
- 2013年11月 労働組合を脱退し自己啓発費用を捻出
- 2016年3月 自宅マンションを2100万円で売却
- 2020年 月収100万
2013年11月に労働組合に脱退の意向を伝え2014年2月に脱退。
払わなくてよくなった組合費はすべて社労士試験合格や自己投資に充てました。
2016年2月に自宅マンションを宣言通り2100万で売却しました。
2020年現在、月収100万円には程遠い状況ですが、ブログの広告収入が何かの弾みで150倍になったら給与収入と合算で達成可能です。
家庭
- 2016年4月 環境に変化に対する家族へのケア
- 2017年 自宅を建設
- 妻の実家に年3回は帰省してもらう
2016年4月 引っ越し、転職で精神的に不安定になったのは私で、家族に逆に支えてもらいました。
2016年中には自宅を建設に動き始め2017年1月に完成しました。
移住後当初は年3回帰省していましたが、第三子が産まれたことや新型コロナウイルス感染症の影響で帰省することさえ困難になりました。
自己啓発
- 2014年 社労士試験合格、AFP受講・登録
- 他人に振り回されない個の力を身につける
- 毎月5冊ずつ本を読む
- 速聴に取り組む
2014年に社会保険労務士試験に合格しましたが、AFPは受講もしていません。
毎月5冊読めていませんが読書は欠かさずしています。
オーディオブックを倍速で聴いたり、you tubeを倍速で再生したり、速聴はしていますが、単に時間がもったいないだけで、速聴に取り組んで頭の回転を速くする目的からは逸脱しています。
資格の勉強、国家公務員や税理士事務所の経験、個の力は身についていますが、他人にはいい意味で振り回されています。
健康
- 2015年4月 体力強化
- 2016年以降 人間ドックを受診
- 定期的にウォーキングし体重維持する
- 吐くほど飲まない
2019年夏、体重が大幅増量し身体が重くてしんどい状態を打破するため、毎日運動するようになりました。
2015年に人間ドックを受診しましたが、その後は職場の簡易な健康診断を受診しているだけでしたが、2020年に胃カメラを受診しました。
現在の体重は2013年より5kg増えています。30半ばに差し掛かり運動しても体重が減らない現実に直面しています。
「吐くほど飲まない」何度も失敗しています。最近は娘に怒られるので気を付けています。
その他
- いらないものは捨てる
- 妻の才能を活用してもらうためサポートする
- 2030年までに 子どもが高校卒業したら、妻と海外旅行に行く
- 2030年までに 馬主になる
全く着ない服と変なプライドは捨てられるようになったと思いますが、資料や思い出の品は捨てられないです。
妻の才能(=お菓子作り)は事業に発展し、私が経営管理をしています。イベント出店の際にはレジ係を担当しています。
2030年、第三子は小学校6年生。二人で海外旅行に行くのは難しいかもしれません。
馬主になるどころか最近は馬券も当たらなくなりました(笑)
「目標を紙に書く」効果あり!
まず、人生の大きな分岐点となる転職・移住という目標を行動に移していることは、着目すべきところです。
そのための労働組合脱退、社会保険労務士試験合格、自宅マンションを2100万で売却というステップも着実にクリアしています。
自宅マンションを2100万で売却できたのは周辺にJRの新駅が完成したというラッキーな偶然のおかげではありますが、目標を紙に書くことで運を手繰り寄せたのかもしれません。
起業や月収100万は達成できていませんが、今は達成する必要はないと思っています。
自分の裁量で仕事ができる職場があり、妻の事業の経営管理、自分にしかできない仕事ができています。
マイホームも建てられましたし今の生活で十分満足できているので、死に物狂いで働いて月収100万得る必要はないと思います。
あのとき、目標を紙に書いたことで、その目標を手帳に貼って何度も見返したことで、人生は上手くいったのだと感じています。
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