2020年10月、ピロリ菌、3度目の除菌に挑みました。
3度目の正直で除菌することができるのか?
耐性菌になすすべく除菌に失敗するのか?
その記録をまとめました。
▼ このページのコンテンツ
↓ ↓
人生初の人間ドックでピロリ菌感染の診断をうける
私がはじめてピロリ菌の除菌に挑んだのは、2015年10月のことでした。
当時は、神戸在住で国家公務員の職場で勤務していました。
職場の人間ドックで人生初の胃カメラを受診しました。
ピロリ菌が生息する胃にみられる「鳥肌胃炎」であることが確認されました。
他に受診した便検査などで「ヘリコバクターピロリ」の陽性反応が出たため、ピロリ菌に感染しているという診断をうけました。
家族のピロリ菌の感染状況と除菌結果
私の両親ともにピロリ菌に感染していました。
父は1度目でピロリ菌の除菌に成功しました。
母は2度、ピロリ菌の除菌に挑みましたが、失敗しました。
父が幼い頃、福岡県に住んでいましたが詳しい場所は分かりません。
母の実家は鹿児島県の里山地域にあり、井戸からくみ上げた水をつかっていました。
母はもちろん、私も幼い頃から、この水を飲んでいました。
母の弟・妹もピロリ菌に感染していましたが、1度目で除菌成功したようです。
私の実家は鹿児島県の住宅地域にあり、浄水された水道水でした。
ピロリ菌の除菌に挑戦
1回目のピロリ菌、除菌
人間ドックを受診した医療機関は自宅から離れていたため、近所にあるかかりつけ医に「ピロリ菌陽性の結果」をもって受診しました。
ピロリ菌を除菌する薬が処方されました。
どの薬をつかったか詳細は覚えていませんが、数種類の薬を朝夕7日間連続して服用しました。
かかりつけ医に言われた通り、7日間、コーヒーもお酒も控えました。
除菌から1か月後、呼気試験を行いましたがピロリ菌の陽性反応が出ました。
2回目のピロリ菌、除菌
その日のうちに、2度目のピロリ菌を除菌する薬が処方されました。
2度目もどの薬をつかったか詳細は覚えていませんが、やはり数種類の薬を朝夕7日間連続して服用しました。
1度目と同様にコーヒーもお酒も控えました。
それから1か月後、再び呼気試験を行いましたが、ピロリ菌の陽性反応が出ました。
かかりつけ医が「ピロリ菌まだいるね」と苦笑しながら話していました。
ピロリ菌の除菌、成功率
ピロリ菌の除菌を2度行った場合の除菌成功率は90%と言われています。
かかりつけ医が苦笑するのも無理ありません。
2度のピロリ菌除菌に失敗し、すぐに3度目の除菌を行うと健康保険の適用除外となり、自費診療となるため除菌を断念しました。
ピロリ菌の除菌失敗、翌年に受診した健康診断
ピロリ菌の除菌に失敗した翌年、鹿児島に移住しました。
移住後にうけた健康診断の便検査の結果、「ヘリコバクターピロリ」の陽性反応が出ました。
やはりピロリ菌は生きていたのです。
このとき再びピロリ菌を除菌することはありませんでした。
2度のピロリ菌除菌に失敗し、ピロリ菌と共存する道を選んだのです。
それから4年の月日が流れました。
▼ 続きは・・