2020年6月、ゆうちょ銀行から「ご本人様あての大切なお知らせです」と書かれた封筒が届きました。
封筒を開けると「マネー・ローンダリング」やら「テロ資金」やら物騒な文字が並んだ「お取引目的等の確認のお願い」という書類が入っていました。
「お取引目的等の確認のお願い」が届いた私がどのような対応をとったのか、記事にまとめました。
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封筒に入っていた書類の中身
- お取引目的等の確認のお願い案内文書(表面は日本語、裏面は英語)
- お取引目的等の確認のお願い回答用紙(両面に回答欄あり)
- お取引目的等の確認のお願い回答用紙(記入例)
- 「外国政府等において重要な地位を占める者」について
- 返信用封筒
「お取引目的等の確認のお願い」案内文書の内容
- マネー・ローンダリングやテロ資金供与対策のために通帳の利用目的の確認をしている。
- パソコン・スマホでweb回答または回答用紙で郵送回答できる。
- 回答期限があり、期限内に回答しなかった場合、通帳が利用できなくなる可能性がある。
回答用紙には、利用目的や取引頻度・金額だけでなく、職業・職種、勤務先、年収など個人情報を回答する必要がありました。
そもそもマネー・ローンダリングやテロなど身に覚えもないので、細かな個人情報を回答しなければいけないのか考えました。
一方で、期限内に回答せず利用できなくなったら困ります。
まずは、案内文書に記載されている「株式会社ゆうちょ銀行 お客さま情報管理センター:0120-340-004」に電話で質問してみることにしました。
「お取引目的等の確認のお願い」について ゆうちょ銀行に問い合わせしたこと
なぜ私に書類が送られてきたのか?
私「マネー・ローンダリングやテロなど身に覚えがないのですが、なぜ私に書類が送られてきたのですか?」
ゆうちょ「ゆうちょ銀行の口座が犯罪目的利用されることを防止するため、口座をもっているお客様全員に回答してもらっています。
特定の個人に何か原因があって送ったものではありません。」
私「妻もゆうちょ銀行の口座を持っていますが、書類はきていません」
ゆ「この書類は一斉に送っているものではないので、奥様にもそのうち御案内が届くかと思われます」
回答期限までに回答しなければ利用できなくなるのか?
私「回答期限の7月12日までに回答しなければ、ゆうちょ銀行を利用できなくなってしまうのでしょうか?」
ゆ「お客様の利用状況に応じて、お取引の一部または全部が制限されてしまう可能性があります。」
私「すぐに利用できなるのでしょうか?」
ゆ「お客様の利用状況に応じて、利用が制限される時期は異なります。」
私「期限内に回答した方がよいですね?」
ゆ「お手数ですが期限内の回答をお願いします」
ご利用目的
私「妻が事業をしていまして、通帳やキャッシュカードのないゆうちょ銀行の振替口座を使用しています。
私のゆうちょ銀行に売上代金を入金して、妻の振替口座に振込しています。この場合の利用目的は何に該当しますか?」
ゆ「事業費決済にチェックを入れてください」
私「妻の事業であって私の事業ではないのですが、事業費決済になるのですか?」
ゆ「事業費決済としていただいて問題ありません」
返信用封筒のトッパン・フォームズ株式会社とは?
私「返信用封筒に書かれているトッパン・フォームズ株式会社とは何の会社ですか?」
ゆ「本件書類の送信・受信を委託している会社です。」
私「回答した個人情報が漏れることはないですか?」
ゆ「個人情報につきましては厳重に管理しておりますので、ご安心ください。」
ゆうちょ銀行に聞きたいことは確認できたので忘れないうちに回答することにしました。