持続化給付金が振り込まれない↓早く振り込まれた↑税理士事務所のお客様のケースをまとめました。
税理士事務所の顧問先で新型コロナウイルス感染拡大の影響をうけて売上が半減したお客様がいらっしゃいます。
お客様は、持続化給付金の基準に該当し申請を行いました。
持続化給付金の申請日、入金日などについて記事にまとめました。
中には5月1日に持続化給付金を申請したにもかかわらず、いつまで経っても入金されず地獄化給付金になってしまったお客様もいました。
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インターネット販売(入金済)
法人or個人
法人
業種
小売業(インターネット販売)
売上台帳
会計システムから出力した仕訳データを加工
持続化給付金の申請日、申請番号
5月1日 金曜日、14万 番台
持続化給付金の入金日、入金までの日数
5月19日 火曜日、18日後
不動産業(入金済)
法人or個人
法人
業種
不動産仲介業
売上台帳
会計システムから出力した仕訳データを加工
持続化給付金の申請日、申請番号
5月1日 金曜日、12万 番台
持続化給付金の入金日、入金までの日数
5月22日 金曜日、21日後
5月21日の午後10時ごろ、マイページを確認したところ、ずっと表示されていた赤枠が消えていたようです。
翌日の5月22日の午前8時に確認したときは入金されていませんでしたが、午前9時に再度確認したところ入金されていたようです。
料亭(入金済)
法人or個人
個人事業主、青色申告
業種
飲食業 料亭
売上台帳
会計システムから出力した仕訳データを加工
持続化給付金の申請日、申請番号
5月2日 火曜日、20万3千 番台
持続化給付金の入金日、入金スピード
5月19日、17日後
入金後に「持続化給付金 振込のお知らせ」のハガキが届きました。
正確な到着日は覚えていないようですが入金から3~5日に届いたようです。
鹿児島県が独自に実施している「鹿児島県事業継続支援金」を申請するためには「持続化給付金 振込のお知らせ」の写しが必要となります。
お金の入出金に関係する書類はすぐに捨てずに大切に保管しておきましょう。
飲食店(入金済)
法人or個人
個人、白色申告、2019年に開業のため特例適用
業種
飲食業
売上台帳
ノートに日々の売上を手書きで記入、1ヶ月の合計は記入せず
「2月」としか記入し、「令和2年2月」「2020年2月」というように年を特定できない売上台帳を提出した。
日数はかかりましたが、修正指示なく入金となりました。
持続化給付金の申請日、申請番号
5月2日 金曜日
持続化給付金の入金日、入金までの日数
5月26日、24日後
スナックのママ(入金済)
法人or個人
個人事業主、青色申告
業種
接客飲食業 スナック
売上台帳
ノートに日々の売上と1ヶ月の合計を手書きで記入
持続化給付金の申請日、申請番号
5月8日 金曜日、56万8千 番台
持続化給付金の入金日、入金までの日数
5月19日 火曜日、11日後
建設業の下請け業者(入金済)
法人or個人
法人
業種
建設業 下請け
売上台帳
会計システムから出力した仕訳データを加工
持続化給付金の申請日、申請番号
5月12日 火曜日、81万 番台
申請から一度も、審査中の「赤枠」も表示されずに入金となりました。
持続化給付金の入金日、入金スピード
5月25日 月曜日、13日後
持続化給付金、思うこと
振り込まれない原因、思ったより早く振り込まれた理由
- 5月2日に申請したにもかかわらず、3週間後の5月22日になっても連絡も入金もないケース
- 5月8日に申請し、10日後の5月19日にスピード入金されたケース
単純に申請日(申請番号)順ではないことが確認できます。
おそらく業種ごとに応対する人員が異なると推測されます。
飲食業など休業要請をうけた業種には多くの人員を配置し事務処理をしているのかもしれません。
一方、直接的な影響をうけていない業種は、下手したら1名で事務処理をしているため、遅くなっているのかもしれません。
「正直この業種は影響ないだろ…」なんて思いながら低いモチベーションで事務処理をしていたら、ますます仕事が捗らないでしょう。
売上台帳って、どんな形式すればよいのだろうか?
私が申請要領を読んで最も戸惑ったのが売上台帳です。
申告書や通帳の写しは既に存在するものを添付するだけですが、売上台帳はどのような形式にすべきか悩みました。
- 日々(個々)の売上額を列挙するだけでなく、きちんと合計額を明記しておくこと。
- 入力した申請内容と資料の数字がきっちり一致していること。
公務員時代の経験から「最低限、見た目を整えることが重要」と考えました。
しかし「令和2年〇月 売上」「日付とその日の売上」をノートに殴り書きした資料でも大丈夫だったことので驚きました。