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実務経験者が語る年末調整の流れ|国家公務員 キャリアガイド

投稿日:2019年11月23日 更新日:

私は2007年の近畿地区の国家公務員一般職試験(当時のⅡ種試験)に合格し、同年10月から出先機関で働くことになりました。

 

2016年3月に自己都合退職するまでの8年半の公務員生活を記事にまとめました。

 

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年末調整の準備

10月に入ると、年末調整の準備をはじめました。

 

まずは、年末調整書類提出の依頼文書を作成しました。

依頼文書は前年に作成した書類をもとに提出書類・提出期限・提出先をアップデートしました。

 

依頼文書の案ができたら人事課内で確認してもらい、決裁が下りたら職員全員にメールします。

 

年明け・転入時に提出してもらった扶養控除申告書を職員に返却し、記載内容に変更がないか確認してもらいます。

あわせて保険料控除申告書も配布し記入してもらいました。

 

紙媒体から電子媒体へ移行

担当1年目は申告書を紙で配布していました。

 

2年目以降は申告書のエクセルデータをインターネット上で見つけて、加工してメールで送りました。

エクセルデータに関しては、手書きだとゴチャゴチャして書きづらいから助かったと基本的には高評価で、ほとんどの職員がエクセルデータに入力した申告書を印刷していました。

 

一方で「税務署で印刷した申告書でなければダメだ」という職員もいたので、要望があったら税務署から郵送された申告書を手渡ししていました。



申告書類の提出とデータ入力

依頼文書をメールし申告書を配布すると、早ければその日のうちに提出する職員もいました。

申告書を提出してもらうと内容を入力していきました。

 

業者が作成した給与計算システム、歴代担当者から引き継がれたエクセル、2つに入力しました。

 

法改正への対応

所得税法改正があるとエクセルは内容を自分で更新していかなければならないので、年末調整の仕組み・計算手順をきちんと理解しておく必要がありました。

  • 平成24年に大幅に見直された生命保険料控除
  • 平成25年に導入された復興特別所得税

これらの法改正に対応しました。

 

生命保険料控除の改正ではエクセル計算式の場合分けが何パターンも発生し苦労しました。

復興特別所得税もシステムで計算された値と一致せず、計算過程を一つ一つ確認し原因を突き止めました。

 

提出期限は守ってもらえる?

提出期限を11月中旬にしていましたが遅れる職員はいませんでした。

「提出期限を過ぎた場合、自身で確定申告してください」と依頼文書に赤太字で書いた効果があったのかもしれません。




年末調整を2回する?

私の働いていた官署では、2回年末調整して年税額を確定していました。

12月10日支給の12月賞与、12月16日支給の12月給与の2回です。

 

12月賞与の計算時点では、12月給与は未確定のため見込額で計算していました。

11月給与と同額の課税収入、共済掛金、所得税を見込額としていました。

 

2回も年末調整をする理由は?

わざわざ2回も年末調整していた理由は「年内最後の12月給与で年末調整すると還付額が増えて会計的に問題が出てくるから」と言われていました。

なお、人事院勧告で差額支給がある場合は、差額支給のタイミングによっては3回 年末調整をする必要がありました。

 

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