示談成立し双方の車の修理も終わり交通事故の事後処理は終わりました。
今回の事故、保険代理店を通して保険契約をしているのに示談交渉に全く協力してくれませんでした。
保険会社の専任担当者の対応も途中からどっちの味方をしているのか分からなくなりました。
保険代理店・保険会社への不信感を鎮める方法は一つしかありませんでした。
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自動車保険の中途解約
示談成立し保険金も支払われたので自動車保険を中途解約することに決めました。
乗り換え先の保険会社の選定
まずは乗り換え先の保険会社をインターネットで検索しました。
- 一日でも早く乗り換えたかった。
- 交通事故で等級が下がり保険料が上がってしまう。
そのため、インターネット専業の自動車保険を検討しました。
インターネット上で申し込みできると思い必要事項を入力しましたが、最後まで進めることはできませんでした。
3社試しましたが、いずれも途中で「コールセンターへお問い合わせください」となってしまいました。
私の車の自動車保険は「業務使用」だったこと、妻の車の自動車保険は「事故あり」だったことが原因と考えられます。
中途解約で少しでも訳ありの契約の場合は、有人対応になってしまうようです。
中途解約し契約するときに言われたこと、注意すること
インターネット上だけでは手続きできなかったので電話しました。
まずは従前契約の等級と解約日(2月12日)を聞かれました。
続いて、生年月日、免許証の色、車種、補償内容などインターネット上で入力した内容を口頭で一つ一つ伝えました。
- 今回契約をすると、(私の自動車保険は)等級が引き継がれ、(妻の自動車保険は)事故ありなので等級が下がってしまいます。
- (妻の自動車保険は)下がった等級で保険料を計算することになります。
- 等級が上がるタイミングは、今回の契約(2月)から1年後となり、従前の契約(前年10月)から1年にはなりません。
最終確認に同意し、電話口で契約しました。
最後に「契約の重複は認められないので解約日は2月12日で手続きして下さい」と念を押されました。
中途解約前後の自動車保険料は?
補償内容に多少の違いはありますが概ね同様の契約です。
従前の契約
私 17等級 60,150円
妻 7S等級 35,380円
乗り換えの契約
私 17等級 51,530円
妻 4等級(事故有) 34,590円
2等級ダウン「事故あり」で保険料の大幅増加が懸念されましたが、まさかの保険料ダウンでした。
保険会社のコールセンターに電話
自動車保険は同一期間に複数契約することが禁止されているため、解約の手続きを急ぐ必要があります。
2月10日。
従前の自動車保険会社のコールセンターに電話しました。
「他社に切り替えるので2月12日で中途解約します。」
「この電話で解約を承りました。加入手続きを行った代理店から解約手続きと保険料返金の御案内がありますのでお待ちください。」
「2月12日に解約しなければいけないのですが、解約手続きは2月12日を過ぎても大丈夫なのですか?」
「手続きは2月12日を過ぎても、解約日は2月12日になりますのでご安心ください」
コールセンターの窓口では特に引き留められることもなく、すんなり解約できました。
解約の事実がコールセンターから保険代理店に伝えられる
2月11日。
保険代理店(兼整備工場)の社長から電話がありました。
社長「解約したんですか?」
私「今回の一件で、保険は他社に切り替えることにしました。車検や整備は引き続きお願いします。」
社長「ご迷惑おかけしてすみません。解約の手続きをしますのでご都合をお聞かせください」
スケジュール調整をして、解約の手続きは2月15日になりました。
解約手続きのため書類に署名・押印
2月15日。
解約の手続きは保険代理店が準備した書類に署名・押印するだけで終わりました。
中途解約の払戻保険料
当初の契約
- 保険期間 平成30年10月6日~平成31年10月6日
- 支払保険料 95,330円
中途解約
- 保険期間 平成31年2月12日~平成31年10月6日
- 払戻保険料 58,810円
保険料の61.6%が払い戻されました。
平成30年10月6日から平成31年2月11日までで4ヶ月6日(34.5%)が経過していました。
クレジットカードで保険料を払っていた場合の返金
支払時にクレジットカード一括払いをしていたので、保険料はクレジットカードを通して払い戻されました。
解約のハガキが届く
2月17日。
解約手続きが完了したことと払戻保険料についてハガキが届きました。
ハガキは保険会社から直送されたものでした。
乗り換えた自動車保険会社から電話
解約のハガキが届いてから2週間後。
乗り換えた自動車保険会社から電話がありました。
保険会社「従前の保険会社に解約情報照会を行ったところ、解約日が2月15日になっていました。」
私「2月12日で解約するように手続きしましたよ」
保険会社「解約完了のお知らせが届いていませんか?」
私「今、手元にないので、探してから連絡します。」
自宅に帰ってハガキを探しました。
解約日をみると2月15日!?
2月12日付けの解約でなければ2月12~14日の期間、二重契約になってしまいます。
切り替えした保険会社に解約日が2月15日になっていることを報告しました。
自動車保険が二重契約になっている
このまま二重契約にすることはできません。
今の状態でも、契約が無効になることはありません。もしものときは補償されますのでご安心ください。
ただし解約日の訂正をしてもらう必要があります。
解約日の訂正を行えば契約が無効になることはないようです。
保険代理店に解約日が間違っていることを連絡
すぐに保険代理店に解約日が間違っていることを電話しました。
解約日の訂正をするための書類を準備し持ってきました。
解約日の訂正を行うためには(1)解約を取り消す書類(2)正しい解約日で解約する書類の2つを提出する必要がありました。
今度は日付が2月12日になっていることをしっかり確認して、署名・押印をしました。
再び、解約のハガキが届く
手続きを行ってから1ヶ月以上が経ち、解約のハガキが届きました。
最初の解約のときは2~3日で届きましたが、今回は1ヶ月以上と時間がかかりました。
解約の手続きに時間がかかった理由
解約日の訂正は、県単位の支店ではできずに、九州地区単位の支店での処理が必要だったため、時間がかかった原因とのことでした。
乗り換えた保険会社にコピーを郵送
解約のハガキが届いたら、コピーを郵送するように指示をうけていました。
何度も乗り換え前の保険会社に解約日照会をすることはできないようで、解約日の訂正が完了したことを示す書類を確認したいとのことでした。
書類を郵送すると保険会社から電話がかかってきました。
解約日が2月12日となっていることを確認できました。
無事に契約の手続きが完了しました。今後ともよろしくお願いします。
ひと悶着ありましたが自動車保険の乗り換え手続きを終えました。
自動車保険を中途解約し乗り換えをするときの注意点
- 中途解約すると等級が上がるタイミングが遅くなる。
- 事故発生し保険金で支払うと等級ダウンとなってしまう。
そのため、よほどのことがない限りは満期まで待った方がよいと言われています。
また、中途解約する場合は中途解約日と乗り換え契約日が一致しなければならないので、きちんと解約日を確認しましょう。
▼ コチラもご参考に