私の妻が第三子を出産し民間医療保険の保険金請求をしたときの体験談をまとめました。
妊娠39週目の経膣分娩での出産、入院も6日と一般的な日数でも医療保険の保険金を受け取ることができました。
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保険金請求書類を記入
産婦人科で入院の原因となった病名を確認しました。
保険金の請求金額が大きくなかったので、診断書の提出までは求められませんでした。
家に戻り、保険金請求書類を記入することにしました。
記入が必要な保険金請求書類は3種類でした。
- 疾病入院(手術)保険金請求書
- 入院状況申告書
- 同意書
入院の原因は?
5月26日の入院原因は「B群連鎖球菌感染症」
6月6~11日の入院原因は「B群連鎖球菌感染症および妊娠高血圧症候群」
入院原因が異なったため、3種類を2件分記入する必要がありました。
疾病入院(手術)保険金請求書
疾病入院(手術)保険金請求書には、次のことを記入しました。
- 保険金請求者、被保険者の住所・氏名・生年月日・連絡先
- 発病から現在に至るまでの経緯
- 保険金振込口座
発病から現在に至るまでの経緯に「発病時の症状およびその後の経過」について記入する箇所がありました。
記入できるスペースが2行だったので簡潔に記入しました。
B群連鎖球菌感染症
30年5月2日に実施した検査により、当該感染症の陽性反応が検出された。
出産時に胎児への細菌感染を防ぐため、点滴の処置が行われた。
妊娠高血圧症候群
30年6月6日、出産後に血圧が急上昇したため投薬治療が行われた。
30年6月11日、血圧が一定値まで低下したため、治療を終え退院した。
入院状況申告書
入院状況を詳細に説明する書類です。
次のことを記入しました。
- 保険金請求者、被保険者の住所・氏名・生年月日など
- 入院の原因となった傷病の詳細
- 入院した医療機関の住所・名称・連絡先・担当医師
入院の原因となった傷病の詳細のうち「症状または受傷状況」という欄がありました。
先に記入した疾病入院(手術)保険金請求書よりも広いスペースが用意されていました。
当時の状況を思い出しながら余白いっぱい記入しました。
同意書
保険会社が医療機関に対して、保険金請求の原因となった入院に関する資料を提供してもかまわないことに同意する書類です。
- 入院した医療機関の住所・名称
- 被保険者の住所・氏名・生年月日・連絡先
保険金請求書類一式の発送
疾病入院(手術)保険金請求書、入院状況申告書、同意書を2件分記入し終えました。
5月26日、6月6~11日それぞれの入院の入院診療費請求書兼領収書、入院診療費明細書のコピーをとり、保険金請求書類一式といっしょに返信用封筒にいれました。
2件分だったので返信用封筒がパンパンでした。
保険金請求書類を発送した日
発送した日は3月14日でした。
発送地は鹿児島、発送先は東京だったので、到着は16~18日と予想されます。
保険会社から電話あり
3月20日午前中に保険会社から電話がありました。
内容は、保険金請求の審査が終了し支払額が確定したとのことでした。
- 5月26日の入院に対して5,000円
- 6月6~11日の入院に対して45,000円
合計50,000円を3月20日付で支払手続を開始したので、早ければ22日(21日は春分の日)には入金されるとのことでした。
保険会社から保険金お支払いの御案内が届く
3月22日に保険金お支払いの御案内が郵送されました。
- 5月26日の入院分
- 6月6~11日の入院分
2通の御案内が入っていました。
御案内の日付をみると3月19日付になっていました。
3月20日の電話連絡前に御案内を作成していたことになります。
保険金の入金
3月22日。
受取口座に指定した通帳を記帳すると保険金が入金されていました。
5千円と4万5千円に分割されておらず、合計5万円が入金されていました。
保険金請求書の発送から入金までの日数
3月14日に保険金請求書類一式を発送して、8日後の3月22日に入金されました。
- 私が請求書をモレなく事細かに記入していたこと
- 金額が少額で保険会社の審査がスピーディーだったこと
よい条件がそろった結果ではありますが、神対応でした。
1ヵ月後くらいかなと思っていたので速やかな入金に感動しました。
保険証券と保険金額の確認
5月26日の入院分
- 疾病入金保険金額(日額)5,000円 × 1日分=5,000円
- 手術保険金額 非該当
- 入院時一時保険金額 30,000円 免責期間2日のため適用なし
- 特定疾病入金保険金額(日額)5,000円 非該当
合計 5,000円
6月6~11日の入院分
- 疾病入金保険金額(日額)5,000円 × 3日分=15,000円
- 手術保険金額 非該当
- 入院時一時保険金額 30,000円 免責期間2日を超えているため対象
- 特定疾病入金保険金額(日額)5,000円 非該当
合計 45,000円
入院日数は6日間でしたが、健康保険の適用となった入院は3日間でした。
そのため、疾病入金保険金額(日額)5,000円は3日分でした。
もしかしたら出産で保険金請求できるかも?
出産で医療保険の保険金は、早産の危険があり入院、帝王切開などでなければ受け取れないと思うかもしれません。
思っているより適用範囲は広いです。
出産前検査で異常の診断をうけたとき、請求書をみると健康保険適用っぽいときは、今回の話を思い出して、保険会社に確認してみてください。
我が家は入院日額も入院一時金も最低限の保険契約でしたが、契約内容次第ではもっとインパクトのある金額が入金されるかもしれません。