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行政職(一)1級から2級へ昇格、昇格時期と昇格の効果|国家公務員 キャリアガイド

元採用担当者が語る国家公務員一般職試験

私は2007年の近畿地区の国家公務員一般職試験(当時のⅡ種試験)に合格し、同年10月から出先機関で働くことになりました。

 

2016年3月に自己都合退職するまでの8年半の公務員生活を記事にまとめました。

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行政職(一)2級への昇格直前の号俸は?

私が国家公務員 一般職(当時はⅡ種)で採用されたとき、行政職(一)の俸給表の1級25号俸に初任給が決定しました。

それから毎年1月に定期昇給があり、3回目の昇給(3年3ヶ月在籍)で1級36号俸になりました。

 

行政職(一)1級から2級への昇格時期は?

私がいた官署では「3年6か月」在籍で行政職(一)1級から2級へ昇格していました。

ただし、大学院の学歴や職歴がなく、病気休職や懲戒処分歴がない場合です。

 

大学院の学歴が「2年」ある場合は「1年6か月」在籍で昇格するケースもありました。

なお、病気休職や懲戒処分歴がある場合は、昇格のタイミングが遅れてしまいます。



昇格発令の通知書を受け取ったのはいつ?

昇格の発令を行うためには、本省の承諾が必要となります。

本省の承諾を得るための手続きに時間がかかるため、私が昇格発令の通知書を受け取ったのは8月中旬でした。

 

昇格の発令日は?

通知書を受け取ったのは8月中旬ですが、発令日は4月1日となっていました。

つまり4月1日に遡って昇格することになります。

 

遡っての昇格 既に支給された給与・賞与はどうなる?

発令日が4月1日で、通知書をもらったのは8月中旬。

既に支給された4~8月給与、6月賞与はどうなるのか?

 

安心してください。

昇格後の級号俸で再計算された給与・賞与と既に支給された給与・賞与の差額が支給されます。

 

私のケース

 

昇格後と昇格前の差額が900円となります。

差額900円で4~8月の5か月分を受け取ることになりますので、俸給だけで4,500円の差額支給をうけました。

 

その他、俸給に連動する各種手当の差額支給をうけました。

 

6月賞与(期末手当・勤勉手当)の差額支給があったので、標準賞与額の見直し=共済掛金の追徴がありました。

 

旅費の日当はどうなる?

行政職(一)1級から2級に昇格しても、旅費の日当は1日あたり最大1,700円と変わりません。

また、宿泊料も据え置きです。

 

日当や宿泊料が増えるのは、行政職(一)2級から3級に昇格したときです。

 

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▼ コチラもご参考に

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