私は2007年の近畿地区の国家公務員一般職試験(当時のⅡ種試験)に合格し、同年10月から出先機関で働くことになりました。
2016年3月に自己都合退職するまでの8年半の公務員生活を記事にまとめました。
▼ このページのコンテンツ
↓ ↓
国家公務員共済組合 その他の業務
福利厚生の外部委託
私が配属になる前、共済組合の福利厚生事業として、映画券の販売、旅行の宿泊費用の助成を行っていました。
私が配属になった年から福利厚生事業は外部委託されるようになりました。
本部が入札により選定した外部委託事業者から会員証が発行され組合員に交付します。
会員証で外部委託事業者が運営するサイトにアクセスし、宿泊飲食・資格取得・ブライダルなど豊富なメニューのサービスを利用できます。
また、共済組合員向け独自のサービスとして、7%割引価格で書籍を購入したり映画券を安価で購入したりできました。
私もよく利用していました。
全く活用しない組合員も増えたようですが活用しようと思えばサービス範囲も広がりましたし、係としての仕事が軽減されたので私個人から見るとよい取り組みだったと思います。
共済組合員を脱会したら(公務員を辞めたら)会員証はもちろん返却しなければなりません。
.
共済組合の研修
共済組合事務に関する研修が年2回ほどありました。
この研修は地域内の国家公務員共済組合が対象で他省庁の担当者も参加していました。
大学で同じゼミだった公務員受験仲間と偶然再会しました。
会場は国家公務員共済組合連合会が運営するホテルKKRで行われ、ほかの業務研修とは異なり、会場の脇にお茶やコーヒーが用意されていました。
通常の出張旅費・研修旅費は会計課から支払われますが、共済組合の研修は共済組合で負担します。
通常の出張・研修に準じて出張計画書や旅費請求書を作成し、自分で銀行に行き、自分の口座に旅費を振り込みました。
団体保険パンフレットの配布
年に2回、キャリア官僚が天下りする団体から職員向け団体保険のパンフレットが郵送され、職員に配布しました。
パンフレットの郵送と合わせて、わざわざ東京からパンフレット内容物の説明に出張にきました。
説明はわずか5分ほどで終わるので、出張を名目に遊びにきているのが見え見えです。
帰り際に「500円の図書券」を置いて帰ろうとしました。
国家公務員は利害関係者から金品を受け取ったり、接待されたりすることが固く禁じられているので丁重にお断りしました。
5年間、人事課にいましたが毎年度同じ光景が繰り返されていました。
図書券はパンフレット内に同封されているハガキに必要事項を記入して投函すればもれなくプレゼントされました。
担当者の立場で受け取ることはできませんが、一個人の職員としてプレゼントに応募することは問題ないので、毎年、図書券をゲットしていました。
▼ 続きは・・
▼ コチラもご参考に