2018年6月に出版された
ママにはなれないパパ(著者:鈴木おさむ)
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子どもの寝かしつけ、あるある
2018年6月に3人目が生まれました。
まさかの3人目で上の子2人からはだいぶ間隔が離れていました。
久しぶりの赤ちゃん。勉強し直さないとな。と思い本書を読んでみることにしました。
本書は、鈴木さんの上っ面ではなく真剣に育児に向き合っている姿が垣間見えました。
背中スイッチ
子どもの寝かし付けをしていて必ずぶち当たる問題を絶妙な言葉で表現しています。
私も私なりに真剣に育児に向き合っているつもりですが、本書の内容を私の経験も交えながら紹介します。
頑張っている自分を認めてほしい・・・
仕事に行く前に、食器を洗って、掃除機をかけて、仕事に行く。
仕事から帰ると、お風呂に入れて、機嫌が悪ければ抱っこしながらご飯を食べて、妻が寝かし付けた後、泣いて起きたら抱っこして寝かし付ける。
仕事が休みの日は、一日中赤ちゃんを見ながら、庭の手入れ、家計簿の整理、アイロンをかけて、お出かけに連れていく。地域の当番があれば私が対応する。
自分では頑張っているつもりです。忙しくてイライラすることもあります。
しかし、あくまでも私の言い分です。
本書の鈴木さんの言葉にハッとさせられました。
この忙しさは僕の目線
妻は、私が寝ている間、仕事に行っている間、赤ちゃんを看て、ご飯を作り、上2人の学校対応をして、在宅の仕事もしています。
私が見ているときも見ていないときも妻も忙しく頑張っています。
自分の頑張りを労ってほしいのは私も妻も同じですし、疲れたときに休ませてほしいのは私だけではありません。
育児、家事、そして収入の確保は夫婦でシェアして行うものです。
どちらか片方が楽をすると、もう片方の負担が大きくなってしまうものです。
仕事だけしていればいい、育児・家事だけしていればいい、のではなくシェアの仕方がお互い納得のいくものかを考えていかなければなりません。
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イクメンパスポート!?
国家公務員時代「イクメンパスポート」という冊子が配られたことがありました。
私は違和感をおぼえました。
▼ イクメンパスポートに興味がある方は
「イクメンパスポート」は国家公務員が取得できる育児に関する制度や実際に制度を活用し真剣に育児と向き合った職員のインタビューがまとめられています。
冊子の内容が不適切なものでは決してありません。
違和感の正体とは・・・
普段当たり前のようにやっていることをこんなに仰々しく紹介しなければならないのか、しかも国の予算(=税金)をつかって。
当たり前のように家事・育児をこなしていく男性は「イクメン」なんて肩書は必要ありません。
「イクメン」という言葉で父親を分類せず、もっと当たり前のように夫婦で家事、育児、収入の確保をシェアしあえるような社会環境になっていけばいいのですが・・・
実はイクメンという言葉、父親達から評判がよくないんですよ
本書の一文に共感しました。
読んでみようと思ったら
パパにはパパの役割がある、そう後押ししてくれる一冊
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