支局勤務わずか1年で・・・|国家公務員 キャリアガイド(33)
私は2007年の近畿地区の国家公務員一般職試験(当時のⅡ種試験)に合格し、同年10月から出先機関で働くことになりました。
2016年3月に自己都合退職するまでの8年半の公務員生活を記事にまとめました。
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1か月前内々示
4月1日の1か月前の3月1日。
支局長室に呼び出されました。
そこで本局異動の内々示を言い渡されました。
といっても宿舎入居の件で異動することは知っていましたが・・・
「1年で異動ですか!?」と白々しくリアクションしました。
驚いたことに支局長も課長も本局異動となりました。
今度の異動で支局の総務部門が総替えになったのです。
2週間前内々示
4月1日の2週間前の3月18日。
再び支局長室に呼び出されました。
1か月前の内々示では本局に異動することだけを言い渡されましたが、2週間前の内々示では異動先も言い渡されます。
異動先は身上調書に希望を書いていた人事課でした。
採用されたときから人事課の業務をしたいと思っていました。
私の後任は1月に支局に異動してきた先輩が配属されることになりました。
1月に異動してきたのは4月異動を少しでもスムーズに行うための伏線だったと思います。
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引き継ぎ
私から後任者へ
2月中旬に異動の話を聞いてからコッソリと引き継ぎ書を作っていました。
1年しかいなかったので、進行中の案件以外の内容は変えずそのままでした。
ざっくり引き継ぎ書の内容を読み上げて、業務データがパソコン内のどこにあるか、紙媒体の書類がどこに保存されているかを説明しました。
経験豊富な先輩だったので安心して引き継ぐことができました。
前任者から私へ
私が配属される係の前任者は、今回の異動で係長に昇任する少し年上の先輩でした。
同じ係内で係員から係長に昇任するため、すぐ隣に座っています。
「支局から本局にきてもらって引き継ぎを受けるは面倒だと思うから、4月に異動してきたらその都度教えるから」
異動前に時間を作って、引き継ぎすることはありませんでした。
また異動後に引き継ぎ書も一応渡されましたが、引き継ぎ書にそって説明をうけることはなく、OJTでその都度教えてもらうことになりました。
係長に昇任した先輩は女性で、学校の先輩でした。
とてもサバサバしていたのでお互い気を遣うこともありませんでした。
支局から本局へお引っ越し
4月1日。まずは支局に出勤し、支局長室で人事異動の内示をうけました。
残務整理をして荷物をまとめてお昼前には旅立ちの準備ができました。
毎日の通勤が大変でしたが、支局では本局に2年半いたときでは味わえなかった貴重な経験ができました。
支局前から出発するバスに乗って本局に向かいました。
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