私は2007年の近畿地区の国家公務員一般職試験(当時のⅡ種試験)に合格し、同年10月から出先機関で働くことになりました。
2016年3月に自己都合退職するまでの8年半の公務員生活を記事にまとめました。
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公務員宿舎への入舎希望
支局勤務当時、住んでいた賃貸マンションは月8万円、駐車場代が別途1.8万円かかっていました。
子どもが幼稚園に通うことになるので出費も増えるだろうということで公務員宿舎への入舎を希望していました。
公務員宿舎の入舎には優先順位がある?
公務員宿舎はいくつかありましたが全国異動の職員を優先的に入舎させるので、一般職で地方出先機関に入庁した職員は、たまたま空きが出た場合にのみ入舎できました。
現在はさらに入舎基準が厳しくなり、一般職で地方出先機関に入庁した職員はよほどの事情がない限りは入舎できなくなりました。
毎年のように公務員宿舎への入舎希望を出していたところ、4月に宿舎の空きが出たので入舎しないかという打診をうけました。
打診をうけたのは2月中旬でした。
宿舎から支局までは通勤困難
入舎可能な宿舎から支局まで通勤するには片道2時間以上かかりました。
いくら宿舎に入れたとしてもこれ以上通勤時間が伸びることは避けたかったです。
この件について人事課長と直接面談をしました。
私が「さすがに通えませんよ」と伝えると、
「4月から通えるようになるから大丈夫」とこっそり本局に異動になることを教えてくれました。
入舎予定の宿舎の下見にいく
その週末、入舎予定の宿舎まで下見に行きました。
宿舎の外観をみた瞬間に妻が叫びました。
「ゼッタイ、イヤ!!」
入舎できる宿舎は、公務員宿舎の中でも最も古い宿舎でした。
いくら宿舎料が安くても妥協できない。ということで入舎はなくなりました。
フライングで人事異動を教えてくれた人事課長に謝罪しました。
「宿舎に入らないのだったら、いつまでも家賃払うのはもったいない」と今度は一転して中古マンションを探すことになりました。
現在住んでいる賃貸マンションから歩いて5分もかからない場所にいいマンションがあり35年ローンで購入することになりました。
まさか5年後にはこのマンションを手放し公務員を辞めて鹿児島に移住するなんて、誰も想像できないでしょう。
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