私は2007年の近畿地区の国家公務員一般職試験(当時のⅡ種試験)に合格し、同年10月から出先機関で働くことになりました。
2016年3月に自己都合退職するまでの8年半の公務員生活を記事にまとめました。
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年次統計
5月のゴールデンウイークが明けのこと。
全事業者から提出される統計調査のデータが1年度分(平成19年4月から平成20年3月まで)出そろうと年次統計資料を作成に着手しました。
エクセルで1年分のデータを集計し、合計値や前年比を表とグラフにしていきます。
前年と調査項目を同じレイアウトで作るようにしました。
役所の統計資料にオリジナリティは必要ありません!
自分が作ったグラフや表がホームページや白書に掲載される
この年次統計資料は、組織の業務要覧・リーフレットを作成する際に用いられ、ホームページにも掲載されました。
また本省、県や市、関係団体にも統計資料や元データを提供しました。
統計は地味な仕事でしたが、最終的には「白書」などの刊行物へと姿を変えます。
考えようによっては「歴史を残すことに貢献できた」という気分になれます!
また統計を集計するエクセルの数式などを解析して、エクセルのスキルを高めていきました。
景況感調査
毎月の統計業務以外に四半期に一度「景況感」調査の集計を行いました。
景況感調査は、全事業者ではなく任意に選定された事業者に調査票を送りFAXで回答をもらいました。
リーマンショック以後の景況感は燦燦たる内容で「先行きが著しく心配」と回答する事業者がほとんどでした。
予算消化の出張!?
入庁して1年半、2度目の年度末を迎えようとしていました。
課長から「〇〇へ視察に行くから随行してくれ」と言われました。
当時は疑問を感じることなく同行しましたが、後で考えると予算消化の出張だったと思います。
出張予算を消化できずに余らすと、翌年予算をつけてもらえなくなるかもしれないので、視察という業務を作ったのだと思います。
出張そのものは、最新設備の入った施設を見学できて、いい経験になりました。
新幹線はもちろん「ひかり」で「のぞみ」に乗るなら差額は自腹でした。
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