2017年12月に出版された
受かる面接、落ちる面接 人事経験者だけが知る採用と不採用の境界線(著者:兵頭秀一)
国家公務員一般職・期間業務(非常勤)職員の採用担当の経験を振り返りながら、本書の紹介します。
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公務員の職場に「採用担当」専門の職員はほとんどいない
公務員の職場では2,3年に一度人事異動が行われます。
そのため、採用担当者も2,3年で入れ替わりになります。
「採用担当10年やっています」という職員はまずいないと思います。
私が採用担当2年目のときは、採用ラインの上司が3人入れ替わりました。
新たに配属された3人とも面接官の経験はなく、そのうち1人は自身の子どもが就活中でした。
面接官には「ど」がつくほどの「素人」も多く存在する
「私の方が緊張する」と言いながら、志望者を緊張させず自然体で話してもらえるようにコミュニケーションをとっていました。
「面接官の心得」という業務マニュアルが存在する
人事院が発行する面接官の心得という文書がありますが、この文書どおりの面接をすることは不可能です。
聞いてはいけないことリストに抵触しないように気を付けながら、面接当日に実戦を通して「ど素人面接官」から経験値を積んでいくのです。
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最後まで黙っている面接官の正体
私の官庁の面接の進行方法は、まずナンバー2(課長)が面接開始のあいさつをしました。
その後、役職が下位の職員から用意していた質問をしていきました
最後の最後にナンバー1(部長)が質問をしました。
ナンバー1の質問は用意した質問ではなく、そのときそのときで違っていましたが非常に簡潔なものでした。
最後まで黙っている面接官が偉い
合っていると思います。
私がいた官庁の面接官の配置・並び
役職 3 1 2 4
並び 〇 〇 〇 〇
ーーーーーー↑
ーーーーー志望者
▼ どの面接官がキーパーソンか見極められる一冊
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