何事もなかったかのように日々は流れ始めた…|まさかの3人目妊娠(6)

「私は迷ったときは、誠実だと思う方を選びたい」

私たち夫婦は第三子を産み育てる決意を固めました。

 

家に帰ると張りつめていた緊張の糸が切れました。

 

やっぱり勘違いかもしれないな。

今度は急に実感がわかなくなりました。

 

危うく精神崩壊するところだった

決意を決めた翌日は甥っ子の幼稚園の運動会でした。

半年以上前から、騎馬戦の馬役をする約束になっていました。

 

もしも昨日そのまま病院に行っていたら確実に精神崩壊していたと思いました。

 

「もう自分の子どもの幼稚園の運動会は終わった」と思っていたはずが、4,5年後に再びやってくるのかと不思議な気持ちでした。

 

4,5年後はギリギリ30代。

長男の幼稚園の運動会は20代で周りのお父様方をヒイヒイ言わせていたのですが、今度は自分がヒイヒイ言う羽目になりそうです。

 

コスモス畑の思い出

運動会の翌日もお休みだったのでコスモス畑に行きました。

神戸在住のときは、毎年武庫川のコスモス畑に足を運んでいました。

 

武庫川のコスモス畑は子どもの成長を感じる思い出の場所でした。

歩けなかった子どもが歩けるようになり、いつの間にか走りまわるようになっていました。

 

これから産まれてくる子どもはコスモス畑も神戸の生活も知らない。

なんだか不思議な感覚で、長男・長女2人の存在の大きさを改めて感じました。

上場高原(コスモス園)1

 

何事もなかったかのように、日々の生活が始まる

激動の週末があけ、会社に出社しました。

何事もなかったかのように日々の生活が始まり、いつも通りの毎日が戻ってきました。

 

会社の人に打ち明けるのは、まだ先にしようと思いました。

 

テレビドラマ「コウノドリ」

週末金曜日、出産をテーマにしたテレビドラマ「コウノドリ」の第一回が放映されました。

タイミングを計ったかのようです。

 

第一話は志田未来が聴覚障碍の妊婦を演じる話。

11年前に妊娠が発覚したときは、志田未来主演の「14才の母」を見ていました。

 

これも何かの巡りあわせなんだろうな・・・

運命を感じずにはいられませんでした。

 

▼ 続きは・・

8年ぶりの産婦人科、結果は・・

 

▼ 始めから読むときは・・

体調不良の続く妻、11年前の記憶が蘇る

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