2012年6月に出版された
あたりまえだけど誰も教えてくれない お金のルール(著者:尾上 堅視)
ブックメモです。
▼ このページのコンテンツ
本の簡単な紹介
- 家計簿は必要か?
- クレジットカードの正しい使い方
- 医療保険は入るべき?
など、家計の身近な悩みに、ファイナンシャルプランナーである著者が一つ一つ丁寧に答えてくれます。
ファイナンシャルプランナーとして活動する上で、どのような情報が求められているか知るために読んでみることにしました。
気になった言葉
レシート類は1か所にまとめて金額をまとめてチェックする
私も週1回は支出金額をチェックするようにしています。
我が家は収入が少なく支出をしっかり管理する必要があるため、オリジナルのexcelデータに金額を打ち込んでいます。
そこまでする必要はなくても週1回でもいくら使ったか確認し数字を意識することで「ちょっと使いすぎたかな」と気を引き締めることができます。
税理士事務所の仕事をしていても安定的に利益を出すお客様は、いくら売り上げて、いくら支払っているか、リアルタイムできちんと把握しています。
そうじゃないお客様は月一度訪問し、数字を意識してもらっています。
数字から逃げない、定期的に向き合うことが、お金に振り回されなくなるカギとなります。
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情報を得ることによって、もしかすると買わなくてもいいものまで買っているかもしれない。
私もインターネットで本を買うとき、ついついおススメ商品に目がいき、購買意欲をそそられることがあります。
おススメ商品を表示することで隠れたニーズを引き出すことは、消費者にとっても事業者にとってもメリットがあると思います。
ただ情報量が多すぎると混乱し、何が本当に必要なのか分からなくなります。
保険営業のテクニックの研修をうけたときのことです。
- とりあえず提案書は3パターン作れ。
- 保険料が高く、過剰に補償が充実したプランも必ず用意しておけ。
レクチャーをうけました。
これも消費者に選択肢を提供しメリットを生んでいる側面もありますが、不要な情報まで与えられ判断力を麻痺させるものだと思います。
私は、仕事をしていて次から次に情報を与えられると、頭がモヤモヤして熱が出てきて、思考停止に陥ることがあります。
知らなきゃ知らないで、ちょっと損するかもしれないけれど何の問題もないことが多いと思います。
知り過ぎてストレスをためるよりは、知らない方がトータルでは幸せなのかもと最近感じます。
リボ払い。支払いが一定で家計が調整しやすい。金利が高い。ポイントの原資。
私はポイントをためるのが好きです。
そんな私が目にするのが「リボ払いにすると〇ポイントをプレゼント」という情報です。
リボ払いの金利以上にポイントをゲットできるのでは?と、試算してみたのですが一つとして払う利息以上のポイントを手にすることはできませんでした。
以前、コンビニでアルバイトをしていたときに、リボ払いの支払い用紙を持ってきたおばあちゃんがいました。
支払い総額5000円、うち利息3500円。
この人返済できるのかと大学生でお金の勉強をしていなかった私でも不安に思いました。
月3500円の利息を払うということは、年利15%だとして、
元金×15%÷12=3500 元金=280,000
翌月発生する利息 (280,000-1,500)×15%÷12=3312
この3312円は元金に加算されるタイプだったとしたら・・・
元金が1500円減って3312円増える。
返しきれないですよね。
毎月5000円でいいと安易に考えてはいけません。
いつまで5000円払わなければならないのか。
個人的にリボ払いは近寄らない方がいいものと考えます。
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