2005年12月に出版された
あたりまえだけどなかなか知らないお金のルール(著者:杉山 靖彦)
ブックメモです。
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気になった言葉と私の経験
コストを削減しすぎると良いサービスもモノも提供することができなくなる
サービスについては、その特性から単価の安いサービスは基本的に提供されるスキルや知識は低いものとなる。
サービスを提供する側(上)される側(下)それぞれの視点から、無料・タダのサービスの問題を指摘しています。
私が働く税理士事務所に限らず士業の業界は、本来業務とそうでない業務の境界があいまいです。
さらに本来業務は、顧問料(基本料金)の範囲内か別途料金をいただく業務かもハッキリと線を引くことができません。
お客様を困らせたくないと思い、ときには無料で書類作成することもあります。
もちろんデタラメなことはしませんが、お金をもらっているときとは違い細心の注意を払うことはしません。
「そんなときは最後の確認は自分でして下さいね」と、一言伝えるようにしています。
商売でやっている以上、お金を生み出さない仕事は、優先順位も低いですし、エネルギーを注ぐことは難しいと感じています。
自分がお客さんになったときは、行き過ぎたサービスを求めることは減ったかなと思います。
気持ちよくお金を払えるようになりたいものです。
お金はないが時間はある。
↓
100円安いものを買うために30分時間をかける
↓
お金はないのはそのままであるが時間もなくなる
少し前の自分にピッタリ当てはまっていてドキッとしました。
30分に留まらず、1~2時間、下手したら半日。
A店→B店→C店→A店
ループを繰り返すこともありました。
時間を無駄にしているなと焦りを感じ、精神的に疲れてしまいました。
グルグル車で回ると、ガソリン代で結局損しているなんてことをあるでしょう。
以前はなるべく高速道路は利用しないようにしましたが、今では効果的に利用しています。
「お金で時間を買う」という意味が少しずつ分かってきました。
その他、気になった言葉
世の中には全く同じ仕事をしていて、同じ成果を上げているにもかかわらず、給与で大きな差がある人がいる。
人間関係に投資をした方がリターンがいい
お金を稼ぐことよりも、使うことの方が難しい
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