2010年10月に出版された
減速して生きる ダウンシフターズ(著者:高坂 勝)
の書評です。
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この本を読もうと思ったきっかけ
「限界まで走り続けよう!」そう思って公務員を辞職しましたが、転職先をわずか2週間で辞めてしまいました。
転んですぐに起き上がり就職しましたが、交通事故に遭い1か月持たずに辞めてしまいました。
2回転んだときに「そもそも無理して起き上がらなくていいんじゃないか」と思うようになりました。
そんなときに出会った一冊です。
印象に残ったフレーズと自分なりの捉え方
幸せの原点「比べない」「足るを知る」
他人との比較はもちろんですが、過去の自分との比較もすればするほど虚しくなるし、幸せから遠のいてしまうような気がします。
公務員を辞めていなければ、年収は今の倍ありましたし、確実に増えていったと思います。
年収という括りで、別の道を進んでいた自分と比較してしまうと、後悔と憎悪で頭の中がいっぱいになってしまいます。
鹿児島に戻っていなければ得られなかったこと、今の職場でなければ体験できなかったこと、たくさんあります。
今の収入でなんとかやっていけているわけです。
他人や過去と比較をしなければ幸せなんだなと思います。
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幸せはなるではなく気づくもの
ないものねだりからあるもの探しへ
私は高校卒業までは一戸建ての実家に住んでいましたが、大学入学を機にアパート暮らしがはじまりました。
快適な暮らしでしたが、ふと気づきました。
「アパートに住んでいたら、一日に一度も土を踏まない日があるよな」
実家にいるときは「土を踏む」「地球と接する」なんて当たり前でなんとも思っていませんでした。
踏みしめた土の感覚がとても心地よく幸せを感じました。
実践
土以外にも当たり前過ぎて気づけていないものがたくさんあると思います。
立ち止まって、自分の周りや内面をゆっくり眺める時間を作っていきたいです。
「足るを知る」何か欲しくなったら、まずは呪文を唱えようと思います。
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