2014年11月に出版された
戦わない生き方(著者:横山 信治)のブックメモです。
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就職活動ではじめて競争に負けた私
学校の勉強では周りと競争し、一つでも上の順番を目指して頑張ってきました。
学生時代は「競争に負けた」という挫折を味わうことはありませんでした。
しかし、就職活動では「競争に負け」挫折を味わいました。
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ブレブレのまま就職活動に失敗
就職活動に引き続き社会人になると、学生時代と違い思うようにいかなくなることが多くなりました。
競争しない、戦わない方法はないかと思い本書を手に取りました。
バカになれる人
①人の意見にケチをつけない、正論を振りかざさない
②謙虚であること
③ヒントを出せる
私は自分がバカだと思われたくない意識が強く、「知っている」「できる」と見栄をはってしまいます。
「②謙虚であること」の真逆です。
相手が間違っているなと思うことがあったら、相手の面目を無視して改めさせようとしました。
「①正論をふりかざさないこと」の真逆です。
さらに自分がやったことで他の誰かが利益を得ると、損した気分になりました。
「③ヒントを出せること」の真逆です。
現在、税理士事務所で働き、経営者や個人事業主のアシストをする立場になっていますが、バカになれることの重要性を感じています。
経営者たちのやりたいこと、アイデアが一見とんでもないことに思えても受け入れ、現実的なものになるように考えを整理させる仕事に携わるようになったからです。
相応のリスクを背負っているのは私ではなく経営者たちです。
常に教えてもらうスタンスで縁の下の力持ちを目指しています。
話せば話すほどドツボにはまる私
私は話が得意な方ではないので、話せば話すほど、ドツボにはまってしまいます。
一方で話がとても得意な人でも、話を聞いていると、「そんな余計なこと言わない方がいいのに」と思うことがあります。
成功者は不必要なおしゃべりを控える。
「沈黙」を守る。大切にする。
不必要な発言は避け、言葉に重みをもたせたいと思うのですが、なかなか上手くいかないものです・・・
まずは自分自身を受け入れること
経営者たちのアシストに限らず、人の自己実現をサポートするためには、戦わない生き方、バカになれることが必要だと思います。
相手の価値観・意見を受け入れて、目指す方向に導くことができるようになりたいです。
まずは、口が上手くない自分を受け入れ、無駄に話さないことを実践していきたいと思います。
▼ 戦わないことは負けではない
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