国家公務員一般職に合格するためには、まず筆記試験を突破しなければなりません。
筆記試験を突破するために最初にすべきことは、筆記試験について知ることです。
私が合格を勝ち取った勉強法をまとめました。
▼ このページのコンテンツ
↓ ↓
国家公務員一般職の論文試験の位置づけ
国家公務員一般職の論文試験は、
合格ラインに達している人が国家公務員として不適切な人格ではないか
チェックするためにあります。
論文の内容次第では一発不合格の可能性も・・・
論文を採点していて、この人の考え方は非常に問題あり…
そう判断されると、教養・専門がどんなに高得点でも「一発不合格」になってしまいます。
.
不適切な論文とは?
1.指定文字数に対し、記述量が少なすぎる
記述量が少ない答案からは、「合格したい」「公務員になりたい」というやる気が感じられません。
指定文字数の9割、最低でも8割は埋めましょう。
2.問題文の指示に従って記述していない
「問題点をあげなさい」とあるのに、いきなり「解決策を書く」など指示に従わないと、人の話を聞けないと判断されてしまいます。
「あなたの考えを書きなさい」とあるのに「私は思います」という記述が一切出てこないのも問題ありです。
まずはよーく問題文を読みましょう。
3.構成がぐちゃぐちゃ
具体例を挙げたと思ったら、まとめに入って、また具体例を挙げる。
構成がぐちゃぐちゃな論文は読む気力をなくしてしまいます。
自分がどの部分を書いているのか(問題提起、具体例、まとめ)を意識しましょう。
4.内容が偏っている
国家公務員は「公平性」が求められます。
論文試験でも、一方向に偏った内容は歓迎されません。
5.誤字・脱字が多すぎる
1つ2つの誤字・脱字は許されますが、それ以上になってくると、「この子に仕事任せて大丈夫?」と思われてしまいます。
誤字・脱字はしっかり確認しましょう。
国家公務員一般職に合格するためには、まず筆記試験を突破しなければなりません。
筆記試験を突破するために最初にすべきことは、筆記試験について知ることです。
私が合格を勝ち取った勉強法をまとめました。
論文を書く時の手順
まずは、じっくり問題文を読む
問題文には論文を書く上でのヒントが隠されています。
問題文に従わない論文は、大きな減点対象になります。
いきなり書き出さない、構成を練る
試験時間は60分です。
早く答案用紙を埋めたい気持ちは分かりますが、いきなり書き出してはダメです。
まずは構成をじっくり練ります。
構成の王道は次の通りです。
- 自分の立場を簡潔に述べる。
- 具体例や問題分析をする。
- 解決策を提案する。
- 自分の立場をはっきりとまとめる。
問題に適した構成をしっかりと練って、話があちこちに飛ばないようにしましょう。
誤字・脱字、9割埋まったかチェック
構成をしっかり寝ることができれば、答案用紙をうめるのに時間はかかりません。
とは言え「早く埋めたい!」と焦ってしまうと思います。
焦った書いた文章にはミスがつきものです。
一度書き上げたら、最初から目を通して、誤字・脱字がないか、9割埋まったか、チェックしましょう。
論文試験を乗り切るための心構え
論文試験で目指す評価・得点は「普通」です。
「普通」を超える評価を得るためには、多くの時間を割く必要があり、効率的とは言えません。
「普通」は、目立った減点がなければ誰でもとることができます。
私は、そこまで論文を書くのは得意ではありませんでした。
とにかく無難にミスを減らすことを心がけて、見事「普通」を勝ち取ることができました(笑)