国家公務員一般職に合格するためには、まず筆記試験を突破しなければなりません。
筆記試験を突破するために最初にすべきことは、筆記試験について知ることです。
私が合格を勝ち取った勉強法をまとめました。
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▼ 関連コンテンツ専門試験の問題構成
専門試験の問題構成のおさらいです。
国家公務員一般職の専門試験は、問題冊子の前から順番に次のとおりです。
(1)政治学
(2)行政学
(3)憲法
(4)行政法
(5)民法(総則及び物権)
(6)民法(債権、親族及び相続)
(7)ミクロ経済学
(8)マクロ経済学
(9)財政学・経済事情
(10)経営学
(11)国際関係
(12)社会学
(13)心理学
(14)教育学
(15)英語(基礎)
(16)英語(一般)
全16科目中、8科目を選択します。
1科目5問なので、計40問を解答する必要があります。
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専門試験の試験時間
教養試験140分より長く、専門試験は180分と十分すぎるほど試験時間があります。
「早く解かないとやばい」と焦ることはないと思います。
自分が得意と思う科目からじっくり取り組めます。
集中力さえ持続すれば、勉強した科目を一通り解いて、出来がよさそうな科目を選択できます。
10科目勉強したならば、10科目解いて、その中で自信がある問題の多い8科目を選ぶことが可能です。
本試験で問題を解いた科目
私が勉強した科目は10科目でした。
(1)政治学
(2)行政学
(3)憲法
(4)行政法
(5)民法(総則及び物件)
(6)民法(債権、親族及び相続)
(7)ミクロ経済学
(8)マクロ経済学
(11)国際関係
(12)社会学
本試験では、10科目のうち自信が持てた科目は5科目しかありませんでした。
時間はたっぷりあったので、さらに3科目解きました。
(13)心理学
(15)英語(基礎)
(16)英語(応用)
大学の講義で専門的に学んでいた「心理学」
大学受験時代から英語の問題はたくさん解いていたので「英語(基礎)」「英語(応用)」
「心理学」は公務員試験対策はしませんでしたが、大学の授業をうけていたこともあり得点できそうな気がしました。
最終的に解答用紙にマークした問題
(1)政治学
(2)行政学
(3)憲法
(4)行政法
(7)ミクロ経済学
(8)マクロ経済学
(13)心理学
(15)英語(基礎)
この8科目を選択しマークシートを塗りました。
(5)民法(総則及び物件)
(6)民法(債権、親族及び相続)
(9)国際関係
(10)社会学
4科目は問題を解きましたが、得点が伸びそうではなかったのでマーク(選択)しませんでした。
専門試験の結果
結果は40問中27問でした。
急きょ解いた(13)心理学(15)英語(基礎)は4問以上正解。
一方で(2)行政学が1問しか正解できませんでした。
とっさの機転で(13)心理学(15)英語(基礎)を選び上手くいきましたが(2)行政学は誤算でした。
(6)民法(債権、親族及び相続)を選んでいたら3問正解していました。
マークできる科目を自分で選べる試験の駆け引き・判断の難しさを感じました。
専門試験で1点でも多く獲得するために必要なこと
専門試験は180分とたっぷり時間があります。
この180分をフル活用することが大切です。
専門試験のために英語を勉強することは少ないでしょう。
しかし、英語は教養試験や大学入試で勉強しているので、解いてみると得点できるかもしれません。
専門試験は「180分試行錯誤しながら、もっとも得点につながる選択は何かを判断する力」が試される試験だと思います。
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