国家公務員一般職に合格するためには、まず筆記試験を突破しなければなりません。
筆記試験を突破するために最初にすべきことは、筆記試験について知ることです。
私が合格を勝ち取った勉強法をまとめました。
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教養試験の問題構成は?
国家公務員(一般職)の教養試験の問題構成は、問題冊子の前から順番に‥
知能系 27問
文章理解(現代文→英文)11問
↓
判断推理 6問
↓
空間把握・数的推理 7問
↓
資料解釈 3問
知識系 13問
時事 3問
↓
自然科学 3問
↓
人文科学 4問
↓
社会科学 3問
9割とれた問題を解く順番は?
教養試験の試験時間は?
教養試験の試験時間は140分です。
時間はたっぷりあるように思いますが、「知能系」問題は油断すると時間を大幅にロスしてしまいます。
教養試験は、時間との闘いと言えます。
そのため、どういった順番で問題を解くかが重要になってきます。
冊子の問題番号順に解く必要はありません。
解く順番に正解なく何度か模試を受けて、自分の解きやすい形を見つけていきましょう。
以下は、私が実際に本番で解いた順番で9割を叩き出すことができました。
* 私の受験当時は問題数は45問でした。
1.教養試験 はじめに取り掛かる問題は?
私はまず「知識系」の問題に取り掛かりました。
最初に「知識系」に取り掛かる理由は、短い時間で答えにたどりつけるからです。
また、知識系は13問中8問(半分ちょい)正解できれば上出来です。
5問は落としてもいいと気楽に望むことができます。
できない問題(そもそも勉強していない)を時間をかけずに見切りをつける(後回しにする)ことができます。
2.次に「文章理解」を選んだ理由は?
次に冊子の先頭に戻り「文章理解」を解きました。
「文章理解」は教養試験で私の苦手とする分野でした。
公開模試では、先に「数的推理・判断推理」などを解いていました。
そして、試験時間の後半「文章理解」に取り掛かると焦ってしまうことを肌で感じました。
「知識系」でいい流れを作ってから「文章理解」に着手することで問題文をテンポよく読むことができました。
現代文と英文を交互に読む必要はありませんが、私は一方に偏らないようにバランスよく解きました。
3.「判断推理」「数的推理」で優先的に解く問題は?
「文章理解」全11問を一気に解くと、疲れてしまいます。
そこで「判断推理」「数的推理」の問題をパラパラとめくり、すぐに解き方が浮かんでくる問題に取り掛かりました。
「判断推理」「数的推理」の分野が全部で13問あれば4,5問は基本問題です。
時間をかけずにサクッと問題を解くことで、頭も切り替わりますし、正解数を積み重ねることができ安心します。
ポイントは「すぐに解き方が浮かんでくる問題だけ」を解くことです。
4.再び「文章理解」へ戻る理由は?
頭が切り替わり、問題を解くリズムが出てきたところで、再び文章理解を解きます。
ここで「文章理解」を一通り終わらせます。
5.「判断推理」「数的推理」「資料解釈」をできるところから
「判断推理」「数的推理」「資料解釈」のうち、解けそうな問題から一つずつやっつけていきます。
一つの問題に固執せずに時間かかりそうと思ったら「後回しにする勇気」を持ちましょう。
全問正解する必要はないのですから・・・
まずは全ての問題に手を付けることが大切です。
6.「後回し」にした問題を1問ずつやっつけていく
問題を一巡したら「後回し」にした問題の数を数えましょう。
ここで7割以上解けていたら(後回しが3割以下)、精神的にラクになります。
そうでなかったとしても、1問ずつ積み重ねていって7割を目指しましょう。
分野ごとの時間設定は?
私は、それぞれの分野を何分以内に解くという時間設定はしませんでした。
時間内に解けなければ焦ってしまうからです。
まずは1巡することを重視して、分からない問題はとばして後で解くことを意識しました。
なぜ9割とれたか?
私は何度も公開模試を受検し、解き方のスタイルを確立しました。
しかし本番9割とれたのは、運の要素もあったと思います。
解き方のスタイルを確立することで、教養試験に対する緊張・恐怖がなくなりました。
自信をもって試験に臨む。結果は自ずとついてきます。
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